ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

2016祇園祭。後祭の「大船鉾」で今年もボランティアをしたミモロ。

2016-07-24 | イベント


24日は、いよいよ祇園祭の還幸祭。午前中に後祭の山鉾10基が、町を巡行し、夕方から、四条河原町の御旅所にいらっしゃる神輿3基が、八坂神社へと戻ります。

ミモロは、今年も「大船鉾」でボランティアをしました。


山鉾を立てる町内は、山鉾が立っている間、いろいろやることが多いのです。そのため、ミモロのようなボランティアが助っ人に入ります。

ミモロがボランティアをするのは、「NPO法人 京都の文化観光を考える会 都草」という京都検定1級の人たちを中心にした会のメンバーだからです。祇園祭のボランティアは、本当にいろいろな部分を担当しますが、山鉾に関係するところでは、山鉾を引く人を覗き、公募は少なく、何年もお付き合いがある団体や山鉾のご町内の人の知り合いなどが多いよう。

ミモロのボランティアも今年で4回目。
もうかなり馴れているミモロです。「今年もよろしくね~」と四条町の方々に言われ、「はい、がんばりま~す」と張り切ります。

今年、ミモロが担当したのは、鉾のそばに立つ仮設テントでの、厄除け粽やお守り、「大船鉾」のご祭神、神功皇后が安産の神様であることから、腹帯なども授与されます。


授与する品の中で、最も人気なのは、厄除け粽。各山鉾が用意していて、訪れた人はお気に入りの山鉾で求めます。
「え~と粽は、1つ700円・・・まずはこれだけ並べたらいいかな?」と授与する準備を整えます。

「厄除け粽、どうですか~」と京都弁で観光客に呼びかけるミモロ。

「これ食べられるんですか?」と尋ねる観光客に…「う~これは、食べるとお腹壊すと思うけど…。だって食べ物ではありませんから…。お守りみたいなものなんですよ。玄関などの家の入口の高いところに飾ってください。できれば外に向けてね~。でも、内側でも大丈夫…外からの厄を払ってくれるんですよ~」と説明。

「じゃ、1本ください…」「はい、700円お納めください…」と丁寧に対応。

訪れる方の中には、10本とかまとめて求められる方も。贈り物になさるそう。

「あのーこのお守りは、何にご利益があるんですか?」
「はい、これは安産と勝負運です。ご祭神の神功皇后は、身重のお体で戦場で活躍され、無事にお子さんをご出産。また勝利を果たして凱旋されたので勝負運も強いんですよ。あ、それから、女性の活躍もきっと守ってくれると思います」とさらなるご利益を追加。

確かに、神功皇后は、女性ながらものすごく活躍した方。都知事選の小池百合子候補に必要なご利益かもしれません。

「腹帯どうですか~」とミモロ。でも、腹帯が必要な人は、ごく限られているんじゃないの~。「あ、そうだね~」
少子化が深刻な日本・・・でも、この腹帯も結構お求めになる方が多くいらっしゃいました。
「赤ちゃんたくさん生まれるのかな?」とミモロ。

約7時間におよぶボランティア。

ミモロは、疲れも見せずテキパキ働きます。「みんなと一緒にいると楽しい~」と。


ほかに、ミモロは、鉾の拝観券のもぎりも担当。


ここでは、鉾に上がる方のお靴をお預かりするので、その番号札を渡しやすいように、「3名様で~す」などと人数を靴担当の方に大きな声で伝えます。

もちろんミモロも靴のお預かり部分も担当しました。「この仕事結構キツイ・・・」というのは、会所の狭い通路で行う作業で、ものすごく暑いのです。なので、この持ち場は、30分ほどのローテーション。

とても多くの方が訪れてくださった「大船鉾」
 

ミモロは、ボランティアを終えると、四条通の御旅所を訪れました。
 
「ここでお神輿見るのも、今年は24日の夕方までだね~」

24日は、ここから3基の神輿は、それぞれ別ルートで、氏子町を巡行し、夜に八坂神社へと戻ります。


「明日は、朝から山鉾巡行を見て、夕方は、お神輿見なくちゃ~。明日もがんばろう!」と言いながら、お家へと向かいました。




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