出町柳駅から「叡山電車」で約30分。終点の鞍馬駅に降り立ったミモロ。
まずは、ちょっと町歩きを楽しむことに…。
駅の周辺には、鞍馬名物の木の芽煮や佃煮のお店、また鞍馬のシンボル、天狗のお面やグッズを扱うお土産屋さんが軒を連ねています。
「天狗だよね~」お土産やさんで売られる天狗のお面。ミモロサイズのものもありました。
「なんかおやつ食べたい~」と、ミモロは、草餅などが並ぶガラスケースに飛び乗りました。
「美味しそう…」
小さな草餅を前に、動かなくなったミモロです。
「あの~ひとつでも買えますか?」「はい、お店の中では食べられませんけど、お外でなら…」と、小さな草餅をひとつ袋に入れてもらいました。
駅から鞍馬寺は、すぐ。「鞍馬寺に参拝するなら、絶対叡山電車で来るのが便利だよね」とミモロ。
そう、駐車場の数は少なく、また駐車料金もバカになりません。特に週末は、平日より高額になるので要注意。
鞍馬寺に参拝するの?「う~ん、まず、草餅食べてから考える…」と、ミモロの関心は、今、草餅に…。
小さな草餅は、ちょっと食べるのにいいサイズ。さっそく、食べるのにいい場所を探します。
「あ、ここなら…」川沿いにベンチを見つけました。
「いただきま~す」袋から草餅を出すと、一口でペロリ。
もっと味わったら…。「だって~」すでに草餅は、ミモロのお腹の中に…口のまわりに、かすかにきな粉が残るのみ。
やっと周囲の景色を眺めるゆとりができたミモロ。
「いい景色だね~なんか懐かしい感じ…」
ベンチのそばを流れる川は、梅雨の時期だけに、いつもより水量を増しています。
「ここ鞍馬の火祭の時に、通ったよね」。その時は、夜。周囲を見ても山の景色は見えず、また人の波に流されて、立ち止まることもできませんでした。
「へぇ~こんな景色だったんだ~」
さて、鞍馬は、日本海へ通じる「鞍馬街道」が通り、京都への重要なルートで、さまざまな物資が行き交う交通の要所でした。
今も、昔の面影が残る街道。
「ここを行けば、海に行けるの~お魚食べたいね~」
若狭などに通じる道…でも、とても歩くのは無理。
しかし、昔は、ここを背に日本海で水揚げされた鯖に塩を振り、行商の人たちが、京都を目指して歩いたのです。
また、室町時代から、日本海へ向かう軍事道路としても使われた街道です。
さらに鞍馬は、林業も盛んなエリア。
切り出された杉などが、街道沿いに並べられています。
「もっと先の方に行ってみたいけど、もう夕方になっちゃう…また、今度ね…」
ここから、貴船神社への山道もなかなか素敵…。またお友達を誘ってきましょうね~
京都の里山への旅・・・「叡山電車」は、懐かしい京都へといざないます。
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