祇園祭の後祭の山鉾巡行が終わった24日の午後。夕方には、四条河原町の御旅所にいらっしゃる3基の神輿が、再び氏子町を巡行して、「八坂神社」へと戻ります。
ミモロは、いったんおうちに戻り、夜10時過ぎに「八坂神社」に向かいました。
東大路通を東山から歩いていると、風にのって、勇ましい声が聞こえてきます。「わ~もうお神輿到着してるんだ~」
境内に入ると、すでに拝殿には、素戔嗚尊を祀る中御座の神輿が入っていて、その回りを東御座の神輿が回っています。
ホイットーホイットーという掛け声が境内に響き、見ているものも興奮していまいます。やがてこの神輿も拝殿に…。
そして最後に到着したのは、錦の旗が先導する西御座です。
「知ってる人いるはずなんだけど…」とミモロは、担ぎ手の人たちをじっと見つめますが、あまりに大勢でよくわかりません。
「知り合いのお兄ちゃんいるはずなんだけど…ミモロに気づいてくれないかなぁ~」と。う~あまりに小さいから見えないかもね…。
「あの辺にいるかも・・・・」
神輿は、拝殿のまわりを3周します。そのつど、差し上げといって、神輿を両手で高々と上げ、それを激しく揺さぶります。
「わ~カッコイイ~」とミモロ。ホントに、ミモロは、京都に来てからお神輿好き・・・「すごく勇ましくってかっこいい~」と。そう、祇園祭は、この神輿を見なくては終わりません。
「山鉾巡行は、神輿巡行のお清めなんだから…」いまだに、祇園祭を山鉾巡行の祭りだと思っている観光客も多いのです。
「京都のお祭りって、なんか町をパレードするの多いよね~」という観光客。
「葵祭だって、馬走らせる勇ましい神事あるし・・・まぁ、時代祭は、時代装束行列っていって、祭りというより、どちらかというとイベント性が高いの…」とミモロ。つまり、雨になった場合、葵祭と祇園祭は、決行か中止のどちらか…でも、時代祭は、翌日に順延になります。「まぁ、祭りの始まる時代も全然違うしね~」とミモロ。
「ねぇーもうすぐお祭り終わっちゃうね~」
そうね…神職の方々が本殿に進まれ、いよいよ還幸祭
3基の神輿すべてを拝殿に納めると、境内の照明が消され、お神輿にいらした神様を本殿にお移しする神事がはじまります。
「なんか寂しいね~」祇園祭もいよいよフィナーレ。
京都の夏が過ぎてゆきます。
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