ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

修験道の聖地、飯道山の伏流水で作る甲賀の地ビールやサイダー。「ビアレストラン寿賀蔵」

2016-08-05 | 奈良、近畿

日本のビール発祥の地といわれる滋賀県甲賀市。その「総社神社」で毎年7月18日に行われる「麦酒祭」の神事を参拝したミモロ。
「ミモロちゃん、お腹空いたんじゃない?」とお友達。「うん…」とミモロは遠慮がちに答えます。

「では、ビールが飲める場所にご案内しましょ・・・」と、JR「貴生川駅」や国道307号線にほど近いところに車で連れて行ってくれました。

そこには、大きなお蔵が立っていました。
「ここなんだろ?」と車から降りたミモロ。
「ここは、地ビールのレストランなんですよ~」とは車を運転してくれている原一郎さん。
「滋賀酒造」の専務さんです。
実は、この日「ビアレストラン寿賀蔵(すがくら)」は、お休み。でもミモロに地ビールを飲んでほしいと連れてきてくださったのです。

滋賀県には、琵琶湖の周囲に50の蔵元があり、滋賀県酒造組合には、33蔵が加盟しています。
それぞれの蔵元では、個性的なお酒が造られているのです。
 「滋賀酒造」は「貴生娘」という銘酒で知られる大正14年に創業した蔵元。

ミモロたちは、併設されている「ビアレストラン寿賀蔵」に。
レストランの奥には、地ビールの醸造所が…
「あそこでビール造られるんだ~」とミモロ。「そう、醸造所から直で、ビールがお楽しみいただけますよ」と、原さん。
 
さっそく地ビールをピッチャーに。

「びわこいいみちビール」という厳選された地元産の麦と飯道山のふもとから湧き出る井戸水を使い、醸造プラントで、じっくりと時間をかけて丁寧に作られたビールです。

「いろいろな種類がありますが、ミモロちゃん、なに飲みますか?」「う~全部・・・」と遠慮のないミモロ。

「では、よく甲賀にいらっしゃいました…乾杯!」と原専務と営業の高森さんと乾杯・・・

「わ~きめ細やかな泡・・・いい香りがするクンクン・・・」
ミモロは、フッと息を吹きかけ、細かい泡をよけて、ビールを飲みます。
「あ、口のまわりに泡がついてる…」白い御髭のようにミモロの口のまわりに泡が…。慌てて口のまわりを拭くミモロです。
(女の子として、口のまわりのビールの泡の姿は、恥ずかしいからお願い写真載せないで…ということなので、あしからず)

ビアレストラン寿賀蔵の中は、広々しています。ビールに合ういろいろな料理も食べられるのだそう。
でも、この日はお休みだったので、特別に併設するお弁当屋さんから豪華なお弁当が用意されていました。
「全部食べていいの?」「どうぞ~」
滋賀県を中心に販売されている地ビール。

「滋賀酒造」では、ほかに爽やかな味わいの「びわ湖サイダー」も製造。
「この売り上げの一部は、琵琶湖の環境保全に寄付されるんだって…」

また、「これ面白い・・・」とミモロ。やはりここで販売されている「甲賀コーラ」です。

ボトルの雰囲気は、ちょっと世界的に有名なコーラを思い浮かべますが、「コカコーラじゃなくて、コウカコーラなんだ」なかなか洒落の効いたネーミング。

別の日にこのコーラを頂き、家で飲んだミモロ。
 「爽やかな味だよね~」やさしい味わいのコーラです。

忍者の町甲賀らしくラベルには、手裏剣と忍者のイラストも入っています。

ちなみに、忍者の故郷といえば、伊賀・甲賀。これらの地域は、意外に近い場所にあるのです。
甲賀は「コウガ」と読まれがちですが、実は、「コウカ」と読みます。つまり「甲賀市」は、「コウガシ」ではなく「コウカシ」です。

「ずっとコウガだと思ってた~。だからコウカコーラって、洒落が効くんだ~」と変なところに感心するミモロでした。

たっぷり地ビールをいただいた後に…「あの~甲賀の忍者屋敷って行ってみたいんですけど…」と図々しくお願いするミモロ。
「あ、僕は、ビール飲んでませんから、車の運転任せてください・・・・」とやさしい原社長。

*「ビアレストラン寿賀蔵」滋賀県甲賀市水口町三大寺38番地 0748-62-2001 滋賀酒造
現在、ビアレストランは、団体の予約のみで営業しています。


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