出町柳から徒歩10分の「下鴨神社」。いつも夜は、静寂の闇に包まれる世界遺産「糺の森」が、8月31日までライトアップされます。

「うわ~森がピンク色になってる~」

夜は、真っ暗で、木々の様子も見えない森が、この期間は、艶やかに闇に浮かび上がります。
「うわ~すごいね~」いつも見慣れた森もなんか別世界に…。

参道の脇に設置されたライトが、森の木々を照らし、時間によって、赤、ピンク、紫、緑、青などに変わっていきます。
「これで照らしてるんだ~」

ミモロの顔も時々真っ赤に…


「すごいね~キレイ・・・幻想的・・・」とただ見惚れているミモロです。

今年初めて行われた「光の祭」。17日にスタートして以来、連日多くの人たちが訪れています。
「だって、無料で見られるんだよ~毎晩来ちゃおうかな~」と、ご近所のミモロ。夜間拝観を行うお寺などはいろいろありますが、無料で楽しめるのは多くありません。

ご近所に住むミモロは、夜のお散歩に毎晩行きたくなるのもわかります。「だっていつもは真っ暗でお散歩するのコワイもの」と。この期間は、森は光に包まれて、大勢の見物人もいますから、女性ひとりでも安心。


森の中ほどには、「書」の展示も…。
同じ景色もしばらくするとライトアップされる色が変わり、違う雰囲気が楽しめます。


「だから、しばらくじっとしてるのがおすすめ・・・」とミモロ。


次々に変化する色をじっと立ち止まって見つめます。もう1巡したと思うけど…「もう1回・・・」とよほど気に入ったよう。
本殿のあるエリアは、夕方で閉鎖され、神社への参拝はできませんが、そばの縁結びのご利益で知られる「相生社」には参拝できます。
近くの神社の売店は大賑わい。


「もし二人で引いて、どっちかがほかの人にした方がいいって言われたらどうするの~」と変なことを心配するミモロ。
そのときは、二人の愛が本物か、なにを言われても、ゆるぎない愛なのかを確かめるチャンスなんじゃないの。
「うん・・・それを乗り越えてこそ、本物の愛だよね~」とミモロ。そういうおみくじが入っているかどうかわかりませんが。
また、今年もかき氷を食べにおとずれた茶店「さるや」は、夜も営業。


「わ~混んでる・・・でも、喉渇いた・・・う~座れるかな~」とミモロ。お店の前で、ウロウロします。
「あれ~ミモロちゃんじゃない?」と声をかけてくださったのは、「さるや」を運営する下鴨の和菓子店「宝泉堂」の若ご主人。

「あのイチゴのシロップも自家製なんですよ…うちは元々餡を作る店だったから、餡の美味しさが評判なんです」「あ、そうだよね~あんこの味わえるかき氷も食べなくちゃ~」とミモロ。
でも、この日、ミモロは喉がすごく渇いていたので、「あの~今晩は、グリーンティーにする」と。
ホントは、かき氷が食べたかったのですが、夜なので小さなミモロはお腹が冷えるのが心配なのでした。

「さすが風味豊かなお茶・・・美味しい~」と、あまり甘味も強くなく、すっきりした味わいのグリーンティーです。

緋毛氈に座って喉を潤します。「かゆい…ボリボリ…」グリーンティーを飲みながら、ミモロは腕を掻いています。
どうもライトアップに見惚れているときに蚊にさされたよう。
ミモロ掻いちゃダメ・・・「でも、かゆいよ~」
あ、あれお借りしましょ。店の一角に虫刺されに聞く「キンカン」が。
はい、手だして・・・ここ?「うん、もう少し上・・・そこそこ・・・」

お店にいらした方が自由に使える「キンカン」。なんともやさしい心遣い・・・
再び、光あふれる糺の森の中を歩きます。

ライトアップは31日まで、18:00~21:30.
京都の夏の夜に、新しい名物が登場しました。

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