ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

15日「百万遍手づくり市」。猛暑の中でも、賑わいを…。午後、突然の豪雨で、みんな大慌て・・・

2016-08-16 | 京都

8月15日、ミモロは、百万遍の知恩寺で、枚付く15日に開催される「百万遍 手づくり市」へと出かけました。

「最近、なかなか行けなかったから、知り合いの作家さんたちに夏のご挨拶に行こう・・・」と自転車に乗って…。
まずは、御本堂にお詣りを・・・・。


ここは浄土宗のお寺。ご本尊はお釈迦さまです。


この日も36度という猛暑日。境内は、お盆ということもあり、いつもの月よりは、出店数も少なめだそう。それでも外国人観光客など、お盆のお墓参りの帰りに立ち寄る人たちで、にぎわっていました。


本堂の前には、ミモロの写真展などでもお世話になった手描きTシャツの「きのび」さんのテントが。
 
「おや、ミモロちゃん。お久しぶり~元気でしたか」「はい、ちょっと熱中症になったけど、大丈夫で~す」
「暑いから、体に気を付けてくださいね~」と、ここに来る前にお土産に買った「阿闍梨餅」を1個プレゼントするミモロ。

「ほかの作家さんたちもいるかな?」と知り合いの作家さんを探します。


「あ、いた~」と次に見つけたのは、木工作家の東さんのテントです。

「こんちには~あの~これ~おやつにしてください…」と阿闍梨餅を2個プレゼント。
「わ~これ大好物・・・いつも買いたいって思うけど、なかなかお店に行けなくて・・・」と喜んでくださいました。
「あれ?前よりもっと作品の種類増えてる…」とさっそく木工作品を見せてもらいます。
 
しばらく遊んだ後、「またね~」と。またトコトコ歩き始めました。

「あれ~ミモロちゃんじゃない?お久しぶり~」と声をかけてくれたのは、染色作家の河合さんと「雨工房」の向井さん。
 
「あの~これおやつどうぞ…」「あ、阿闍梨餅・・・温かい…」「暑いから温かくなったんじゃないよ~。本店で買ったから焼きたてなの・・・」と、袋の上からも温かさが伝わる阿闍梨餅。ミモロがもって歩いていたから、温かくなったのでは…という誤解をときます。

「いただきま~す!」とさっそくパクリ。「美味しいね~ありがとね~」とお二人。
「ミモロちゃんも暑いでしょ…」「うん、毛皮だからね~」「そういえば、前に熱中症で倒れてたよね~。大丈夫?」「うん、もう大丈夫…」

「これ素敵~」と河合さんが染めたストールを…。


「これなぁに~」と、ミモロが試着したのは、蝶ネクタイがついた襟。

「あ、それね・ネコの襟・・・」なんでもネコの首につけるアクセサリーなんだそう。

ミモロもネコなので、「やっぱり似合う~」とお二人に言われました。「そう・・・」となんざらでもない顔。

「ミモロちゃん、頭につけるの妙に似合うね~」と。今度は、帽子などを飾るお花。
「そうかな~」と嬉しそうに…。

ここで注目は、手ぬぐい1本で作ったという赤ちゃん用の甚平さん。
上着とパンツの2部構成。なんとこれが手ぬぐい1本でできるのだそう。
「お気に入りの手ぬぐいがあれば、つくりますよ~」と「雨工房」の向井さん。

「ミモロも欲しいなぁ~」と。でもミモロの場合、体形が特殊なため、かなり手間がかかります。

「あれ?お空が暗くなってきた~」境内の上には、いつの間にか、灰色の雲が垂れ込めています。
「もうすぐ雨降るかもね・・・ミモロ、自転車だから、もう帰るね~」と、慌てて「手づくり市」を後にして、全速力でペダルを踏んで、下鴨の自宅へと向かいます。

途中、大粒の雨がポツポツと…後、家まで20mほどのところで、突然ザーっと雨が…。
「わ~大変~」と、まるでシャワーのような水量の雨に、ビックリ。
なんとかあまり濡れずに家に戻ることができました。

その後も激しい雨は約1時間にわたり降り続き、時折雷鳴もとどろきます。
ミモロは、家の窓から外を眺めては、「手づくり市にいるみんな、大丈夫かな~」と心配そう。

近年、京都ではゲリラ豪雨のように突然、ピンポイントで猛烈な雨が降ることが多くなりました。
昔は夕立・・・というのが夏の風物ですが、最近は夕方ではなく、あるゆる時間に突然猛烈な雨が襲います。
ず~と晴天続きの京都。街路樹や花壇の植物も、あまりの紫外線の強さに葉を枯らすものも目立ちます。
雨が降り、水分は足りても、連日のすさまじい暑さと紫外線で、かなり植物は疲れているみたい…。
夏の天候が、秋の紅葉に影響するそう。「もう黄色になってる葉っぱもあるもんね~」とちょっと心配するミモロです。


さて3時ごろ、やっと降り止んだ豪雨。「スーパーでお買い物できなかったから、また行こう・・・」と再び自転車へ。
ついでに「手づくり市」にも立ち寄ることに・・・「みんな大丈夫だったかな~」と。

「百万遍知恩寺」の参道は、雨でビショビショ。

「あれ~テントがなくなってる~」境内に連なっていたテントは、すでに疎らな状態。


本堂前の手描きTシャツの「きのび」さんのテントの下には水たまりができています。


境内のあちこにできている水たまり。

雨の激しさがわかります。
お寺の本堂の屋根に降った雨は、雨どいを超えて、周囲の溝に流れ込んだそう。

「手づくり市」に出店していた作家さんたちは、慌てて作品を仕舞うことに。
特に布や食品関係の作品のテントは大変です。

「もう今日は早じまい・・・」

夏は、通常17時ごろまでお店を開いているそうですが、この猛烈な雨で、訪れる人もなくなり、「手づくり市」は早じまいになりました。

「あ、旗もビショビショ・・・もっといろいろゆっくり見たかったのになぁ~」と、残念そう。

「五山の送り火」は、大丈夫だといいね~と。本日夜に豪雨が来ないことを願うミモロでした。 

コメント
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