「六道まいり」を「六道珍皇寺」で見学したミモロ。そこから少し歩いて、「六波羅蜜寺」に向かいました。


実は、ミモロは、この夜、偶然お友達に遭遇。「ミモロちゃん、今から『六波羅蜜寺』で『萬燈会』があるから、一緒に行かない?」と誘われたのです。「うん、行きたい~」ということで…夜8時から本堂で行われる『萬燈会』は、本堂の中に、たくさんの灯りをともし、その中に大文字の文字を浮かび上がらせ、七難即滅・七福即正の祈願します。これは空也上人以来の伝統行事なのだそう。五山の送り火の原型とも言われるもの。
まず、本堂に入る前に、線香でお浄め。

通常のお寺の開門時間は、17時までですが、この日は、夜、本堂に入れます。
「お寺にろうそくが灯ると、なんかありがたさもひとしおだね~」

さて、本堂では、すでに読経が始まっています。その声が、本堂に響き、厳かな空気がミモロを包みます。
本堂内陣には、108つの土器杯に燈明が献灯され、ご先祖さまの供養が厳かに行われます。
参列者は、それぞれご本尊の十一面観音さまの前に座って、焼香をします。
ミモロも、順番になって、しっかり手を合わせ、焼香しました。
そしてみんなで般若心経を唱えます。
「これで終わりかな?」と小さな声で…。いいえ、その後、ご住職から、御加持を受けます。

薄い紙を1枚いただき、それを頭にのせて、真言を唱えると、ご住職自ら、ひとりひとりに頭にハンコを押すように、加持をさずけます。
「御加持を受けた紙に、生年月日と名前、そして今日の日付書くんだって・・・」そう、その後、仏壇に祀ります。
なんとミモロ自身も御加持を授けてくださいました。「感激~!」

「ここでご先祖さまのお迎えする・・・」と、迎え鐘のところへ。

鐘は、地下にあるので見ることはできません。
地下の鐘に繋がる綱を引いて、鐘を撞くのです。

「ヨイショ~。ウ~重たい…」ミモロは一生懸命に綱を引こうとしますが、ミモロの力では、とても鐘を撞けるまでに至りません。
「ミモロちゃん、お手伝いするね~」と、そばにいたお友達。


「早くお家に帰って、ご先祖様おもてなししなくちゃ~」とミモロは、「六波羅蜜寺」からお家に急ぎました。

*「六波羅蜜寺」の詳しい情報は、ホームページで

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