年に6回、隔月にある「甲子(きのえね)」の日。この日、松ヶ崎の日蓮宗 妙円寺では、「甲子大祭」が行われます。8月は10日の日。大黒様が大好きなミモロは、さっそくお参りに出かけました。お祀りする大黒様は、伝教大師(最澄)作と伝えられ、そこからここは、「松ヶ崎大黒天」と呼ばれます。60日に1回めぐる「甲子」の日には、大黒様の御開帳が行われます。
山の中腹にあるお寺
石段を上って境内へ。そこには、大きな大黒様の像がお出迎え。
さて、ここ「松ヶ崎大黒天」は、「都七福神」のひとつ。また、「五山の送り火」の「法」の字のすぐ真下に位置します。
「あの奥に、大黒様いらっしゃるの~」と、ミモロは、そばに歩み出て、参拝します。
大黒様のそばには「撫で牛」が。「撫で牛っていろんなところにいるね~」とミモロ。そう、「北野天満宮」「六波羅蜜寺」にも撫で牛が祀られています。
撫でる開運が授かると言われる牛。そもそも農耕をつかさどると敬われたことからとも言われます。
天神さまと牛の結びつきは、菅原道真の乗り物のイメージからとも…。
また、自分の病んだ場所と同じ部分の牛の体をさすると病が癒えるとも信じられています。
さらに、牛は黒いことから、大黒に通じるとも…。
「え~撫で牛さんも黒毛和牛なんだ~」とミモロ。
大黒堂にお祀りされている「撫で牛」にしがみつき、なにかブツブツお願いごとを…。
ここ「松ヶ崎大黒天」では、甲子の日。仮設テントに、お札やおみくじなどが並びます。
「お煎茶のお席もありますよ~」と係の方に言われ、さっそくお茶券を購入。境内の奥にある建物へ。
「ここかな~」
境内の奥にあるのはりっぱな日本家屋。
そのお座敷に進みます。
まずは、御軸拝見。
毎回「甲子大祭」では、お茶のお点前が行われます。8月は、煎茶。ほかは裏千家、表千家のお点前が…。
お煎茶のお点前の設えがされたお座敷。
まずお菓子をいただく前に、一杯目のお茶を…。
お点前を拝見。
そして、煎れていただいたお茶もいただきます。
「なんか心鎮まるひとときだった~」とミモロ。
「おそばの接待もあるんだって~」と、大黒堂の前に戻ると、すでにおそばはおしまい。
「また10月に来てくださいね~」と言われました。
10月は9日の日曜日が「甲子大祭」です。「また来ようかな~」
*「松ヶ崎大黒天」の詳しい情報はホームページで
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