ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「河道屋 養老」名物の「養老鍋」。京都の有名な食材が味わえる鍋で、温まる冬

2016-12-28 | グルメ

聖護院の西門の前にある趣漂う日本家屋。
  
「ここだよ~」とミモロがお友達2人を案内して訪れたのが、「河道屋 養老」です。

「ミモロが、昔から来てるおそば屋さんなの~」となれた足取りで中へ進みます。

「ほら、この石畳の中に、そばを挽く臼がうまってるでしょ!」
といいながら、ピョンピョン跳ねながら…。

「こっち~」と、門をくぐってから、石畳の風情を楽しみながら歩くお友達を促します。
「ここお玄関だよ~」

古い農家を移築した建物は、野趣あふれる趣が漂います。「わ~すてきね~」と感激するお友達。

大きな木像の建物には、お庭に面した座敷や椅子席の個室なども…。いずれもどこか懐かしい雰囲気に包まれています。
 

「これ見て~」と嬉しそうに案内する廊下の壁には、なんとミモロの写真が…。
「初めて来たときの写真なの~」と、以来、お店の方とは、とても親しくお付き合いさせていただいています。

この日は、個室に案内されたミモロたち。「いつも一人の時は、大きなお座敷のお席なんだけど・・・今日はお友達と一緒だからね~」
 歴史を刻む大きなタンスは、昔、大切なものをしまった場所。「火事の時は、これを運びだせるように、下に車輪もついてるんですよ」と。

そば屋で「河道屋」という屋号を聞いたことがある人は、多いはず。こちらも今は、そばぼうろで知られる「河道屋」とつながりがあったそう。

さて、いつもは一人で訪れるので、「にしんそばお願いします」と、そばの単品を注文するミモロ。

「今日は、お友達と一緒だから、名物の『養老鍋』いただくんだ~」と。あらかじめ予約をしていた「養老鍋」(1人前3600円)の用意が始まりました。

「わ~いろんな材料がある~」お皿に山盛りの食材。

これには、京都の味がいろいろのっています。「湯葉半」の湯葉、「麩嘉」の生麩、「いず萬」のひろうすをはじめ、海老、地鶏、九条ネギ、菊菜、白菜、しいたけなど、まさに京都の名物が満載。
〆には、きしめんとそばが用意されています。

さっそくお鍋に食材をいれてもらいます。その様子をじっと見つめるミモロ。もう涎がこぼれそう。
「はい、しばらく待ってね~」
 
ミモロは、鍋が煮えるまで、そばでじっと見守ります。
ずっとついてなくてもいいのよ~「でも~」と気になるミモロは、離れられません。

「あ、煮えてきたよ~」グツグツといい始めた鍋。
さぁ、いよいよいただく時が訪れました。「いただきま~す」と元気に挨拶。

「フーフー、アツアツ・・・」と、猫舌のミモロは、フーフーと息を吹きかけ冷ましながらいただきます。

「なんか体温かくなってきた~」と、額には汗も滲み始めました。「美味しいね~フーフー」と、一緒のお友達との会話もそこそこに、ひたすらお鍋に集中。

そして、具材を全部平らげた後は、ひしめんとそばを入れます。
「まずおそばからにする?」「いいよ~」とミモロ。
自家製のそばをたっぷり味わった後、「もうきしめん食べれないかも…お腹いっぱい~」というお友達。
「大丈夫だよ~きっと・・・」とミモロの食欲は衰えません。

「ホント美味しいね~」とお友達。ひとりは台湾から訪れたお友達。「こんな素敵な場所で、美味しい料理…感激しちゃう~」と大満足の様子です。
「さすがミモロちゃん、よく素敵な場所知ってるのね~」と。「まぁね~」と、ちょっと鼻を膨らませるミモロです。

きしめんを入れたお鍋も子の通り…
「ほら全部食べられたでしょ~」

この「養老鍋」は、なんとひとりから注文可能。「ひとり旅でも味わえるのいいよね~」とミモロおすすめの鍋です。

さて、大みそかは、ここ「河道屋養老」は、持ち帰りのおそばのみの営業です。

「ここでは年越しそばじゃなくて、晦日そばっていうんだよね~」年越しそばは、節分のころのおそばをいいます。

冬の京都旅で、ぜひおすすめのお店です。

*「河道屋養老」京都市左京区聖護院西町2 075-771-7531 10:00~19:00LO 火曜休み
聖護院門跡の西門の向かい側です。 




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