12月30日に、ミモロは、嵐電の山の内駅のそばにあるお友達の家にお手伝いに行きました。
この日、お友達の家では、年に1度、親族揃っての恒例「お餅付き」が行われます。
山の内エリアは、京都の郊外で、昔からの大きな農家がある場所。お友達の柳本さんのおうちも、広い畑で野菜を栽培する農家でした。今は、ご自分が食べる分の野菜を作り、ときどきミモロもご相伴にあずかります。
三条通に面した大きなお家・・・その裏庭に木の臼をおいて、集まった御親族の男性たちが、代わる代わる杵を握り、新年の餅をつくのです。
「こんにちは~お餅付きお手伝いにきました~」10時過ぎに到着したミモロ。すでにお餅付きの真っ最中。
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい~」以前にも1度、お邪魔したことがあるミモロです。
餅付きは、まずお米の準備から・・・。丸1日以上、水につけたもち米を蒸し器にセットします。
「これお餅になるんだ~」
蒸し器にいれたもち米を、薪をくべた釜戸において、しばらく蒸します。
火の番は、この家の家長のお父さんの担当。ミモロもそばでいっしょに火の番。
蒸しあがったもち米を臼の中に入れて、いよいよ餅付きがスタート。「まず、つく前によくこねるんだって~」それから杵でつきます。
「ミモロもやりたい~お手伝いするの~」と。う~お手伝いというより、ちょっとお邪魔かも…。
「う~ミモロの杵だと届かない…」小さなミモロのマイ杵では、全く役に立ちません。どいて~
それならば、そばでお餅をひっくり返す係をと・・・
「重くて持てない~」とこれもダメ・・・。
そうこうしているうちに、お餅がつきあがり、家の中へと運ばれました。
「空っぽ~」
「ミモロちゃん、家のなかでお餅丸めてください~」と言われ、「は~い!そこならお手伝いできるかな~」と張り切って中へ。
ミモロは、丸めたお餅を並べる係になりました。
京都の白餅は、みんな丸い形に。「関東は四角いのしもちだよね~」。のしもちの場合は、少し硬くなったころを見計らい包丁で、伸ばした大きな餅を切り分けます。丸もちの場合、その手間はありません。
奥のお座敷にできた餅を並べます。
「ケースから出して~」
黙々と作業するミモロ。ついたお餅は、みんなのお家へと分けられて、新年のお雑煮に…。
なんかまだやり足りないミモロは、持参の臼と杵でひとり餅付きを始めました。ペッタン、ペッタン・・・
「できた~食べちゃおう~」
お餅の中には、自家製のあんこが。なんだ大福だったんだ~。
白餅をつくった後は、自家製のあんこをつめた大福もちを作ります。そして最後は、よもぎをいれたヨモギ大福を。
京都でも、親族勢ぞろいで餅付きをするお家は、珍しくなりました。多くの家庭は、餅屋さんに注文したり、お店で購入しています。
「今年も無事に餅付きを終えることができました」と柳本さんのお父様。
今回、揃った御親族は、20名以上に…。子どもたちは1年で成長し、また新たな家族も増えています。
「こうやってみんなに会えるのも本当に楽しみです」と。
餅付きの後は、みんなでわいわいカレーライスをいただきました。
「お腹いっぱい~」とカレーライスと大福を平らげたミモロのお腹は、庭のタヌキのようにポッコリ。
「ミモロちゃん、お手伝いありがとうございます」。お土産に白餅と大福をいただいたミモロ。
お正月のお雑煮が、今から楽しみに…。
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