「あ、お店代わってる~」と、ある日、ミモロは、平安神宮の東側を通る岡崎道をお散歩していたときです。
丸太町通から、少し南に進んだ角・・・「ここには、前にチーズケーキのお店あったよね~」と、前にミモロも取材したことがありました。そこは趣ある町家・・・
「今は、なんのお店?」
とさっそく中へ進みます。
「わ~素敵~」と店内に入って、思わず声を…
まるでだれかのおうちにお邪魔したような感じ…。
台所のスペースには、そこで使う調理道具やキッチン雑貨などが置かれています。
お皿やザル、どれもなんとなく懐かしい感じがするロングユーズの品々です。
このお店のオーナーの田中千恵さんは、日常の暮らしで使いやすく、長く愛用できる品々を全国からセレクトして、その品々への思いなどを、本に著していらっしゃいます。出版された本などに登場した品々が、このお店に並んでいます。
「使うほどに味わいが出て、暮らしが楽しくなるような品ばかりです」とおっしゃる田中さん。
決して華美ではない、どちらかというと素朴な雰囲気さえ漂うもの。「だから、いいんだよね~」とミモロ。
田中さんが素敵!と思う食器は、陶芸作家さんの作品。料理が映え、食卓が素敵になるものです。
「あ、ジョーロもある・・・これ、小さな洗濯板だって…」ブリキ製のジョロ。
「ミモロサイズ?」小さな洗濯板は、小物を手洗いするのに、ちょっと欲しい品です。
台所のスペースは、ゆっくりとひとつひとつ見てゆきたい品々ばかりです。
1階の小さなお部屋には、コットンやリネンなどの服やエプロンがあります。
カジュアルで着やすい服。これも日常の暮らしを楽しくしてくれるもの。
布製のものは、ハンカチ、布巾なども…。「これなんだろ?」女の子のミモロは、雑貨が大好き、もう夢中。
「2階もどうぞ見てください~」といわれ、階段をのぼります。
「わ~気持ちいい~」2階の和室のお座敷は、窓から暖かな陽光がさしこむ明るいお部屋。
小さな木の椅子に座って、ミモロは折り紙を始めました。
この座敷は、いろいろなイベントをやったり、また子供が遊べるスペースにしたいとのこと。
古い家具が置かれた座敷・・・なんとなく懐かしく、心安らぐ場所です。
「折り紙やったり、本も読めるんだよね~」
動物園にも近い場所、親子連れで来られるお店です。
ママが品を見ているとき、子供は2階で遊べます。
このお店には、田中さんの本のファンが全国からやってきます。
ここに並ぶ品々は、自然素材のものがほとんど。プラスチック製のものは気づきませんでした。
時代を超えて、流行などに左右されず、使いやすいということで、愛用され続けた品々ばかりです。
気づくとすでに1時間…「だってすごく楽しんだもの・・・」ひとつひとつの品々を見てゆく楽しさは格別。
「また、来ようね~」とミモロ。
岡崎エリアの散策に、立ち寄りたいお店です。
*「器と暮らしの道具店 おうち」京都市左京区岡崎北御所町50-1 075-751-7550
営業日 火・水・土・日曜 10:30~16:00 (営業日や時間は、ホームページで確認を)
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