京都東山「平安神宮」の西側、「京都武道センター」の向かい側にある「ラ・ヴァチュール」は、リンゴを使ったお菓子「タルトタタン」で知られるお店。
「ここのタルトタタン、ホントに美味しいんだから~」と、ミモロの好物のひとつです。
タルトタタンは、りんごを使った焼き菓子。ここでは、青森産のリンゴを使っています。
このお店を開いた松永ユリさんの味を今も守り続けているお孫さんの若林麻耶さん。ミモロの大好きなお友達です。
「わ~かわいいお店できたんだ~」店の隣りのこのスペースは、以前は、ギャラリーなどに使われていました。それをリンゴをモチーフにした品々と東北の手仕事の品々などを展示販売するショップに・・・。
「ラ・ヴァチュール」のタルトタタンは、フランス生まれのお菓子。リンゴをコトコト煮て、オープンで焼き上げるもの。それに使うリンゴは、紅玉など甘酸っぱい昔ながらのリンゴです。
「今のリンゴって大きくて、すごく甘いよね~」なんでもそれでは、本場の味が出ないそう。
リンゴ農家をはじめ、産地である東北地区を訪れる機会が多い若林さん。リンゴだけでなく、東北の工芸品、そして人々にすっかり魅了されてしまったとか。
「丁寧に、辛抱強くものを育み、作り上げる姿勢に心動かされます」と。特に、リンゴの産地、青森との結びつきも近年グッと深まったそう。
それで、青森の食を紹介するイベントを開催したり、交流をいっそう深めているのです。
お店には、青森など北東北で作られた素朴でしっかりと、暮らしを支える品々が並びます。
「この木の器素敵~。刺し子の鼻緒の下駄もいいなぁ~」」
北東北の手仕事の品々には、どこか温かみを感じます。
もちろんリンゴが大好きという若林さん。リンゴのグッズもいろいろ収集しています。
「リンゴの小皿かわいい~。わ~このテープすごく素敵~」
このリンゴ柄のテープは、リンゴを出荷するときに使われるガムテープなのだそう。品々を並べる棚には、リンゴを出荷する木箱なども使われています。
どこか懐かしい雰囲気が漂うパッケージのリンゴジャムやジュースなども。今も販売されている品々です。
「小さなリンゴがある~おいしそう…」それは飾り・・・食べられないの…
「そうなんだ~」
食べられないリンゴは軽くミモロは、頭の上に…「ウイリアム・テルごっこ・・・」いいの弓矢放っちゃうから…。
「え~ダメ~小さすぎるから当たらないよ~」と、慌ててもとに戻しました。
「リンゴって、繁栄のシンボルでもあるんですよ~」と若林さん。
確かに、アダムとイヴの時代からリンゴは人類と深いかかわりがあるようです。
ニュートンもリンゴで万有引力を発見し、ワシントンは、リンゴの木を切って怒られたり・・・
「コンピュータのアップルも…ホント繁栄のお守りかも…」
「あの~タルトタタン食べたいんですけど…」とミモロ。「ごめんなさい~もうお店おしまいの時間なの~」
「え~じゃ~お持ち帰りできますか?」「はい、それなら大丈夫ですよ」
「また、遊びに来るね~」とリンゴ娘のお人形に別れの挨拶。
目の大きな、顔が小さく、スリムな体形のリンゴ娘。なんかミモロと正反対。でもお友達になれたよう。
ミモロは、大好きなタルトタタンを1ピース買って、お店を後に…「また、来ま~す」
春になるとお店の前の「武道センター」の桜がそれは見事です。
「ここの桜、早く咲くんだよね~」と、このエリアに詳しいミモロ。春の訪れも、もうそばに…
*「ラ・ヴァチュール」京都市左京区聖護院頓美町47の5 075-751-0591 11:00~18:00 月曜休み
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