毎月、初めての辰の日に行われる「初辰まいり」。ミモロは、その日に授与される小さな「招き猫」が欲しくて、京都から大阪「住吉大社」へ出かけました。
「住吉大社」の4つの社「種貸社」「楠珺社」「浅沢社」そして「大歳社」を廻ります。
2つの社を参拝したミモロ。残る社へと向かいます。
「こっちだって~」
「浅沢社」と「大歳社」は、境内から少し離れた住宅地の中にあります。
ミモロは、「住吉大社」から出て、住宅地の道をトコトコと…。
「ここだ~」
「浅沢社」は、周囲を菖蒲池が囲む小さな社です。ご祭神は、市杵島姫命という芸事や美容にご利益がある神様。
「住吉大社に参拝したら、女性は必ずお参りするのが習わしなんだって~」とミモロも、真剣にお詣りしました。
「ここはお詣りだけだって~次の社に行かなくちゃ~」と、そこから少し離れた「大歳社」へと進みます。
「ここかな~?」
ここでご祈祷を受けると「大」と書かれた小さなお守り石がいただけるそう。それは集金のご利益が…。
境内には、お願いを占う「おもかる石」のある「おいとしぼし社」があり、そちらにも参拝することに。
社の前に置かれた丸い石。それを参拝者は、願い事を思いながら、持ち上げます。「軽く感じたら、もうすぐお願いかなうんだって~重いと、まだ時間かかるみたい…」
ミモロも心に願い事を思い、石を持ち上げます。
「う~びくともしない・・・・」ミモロの力では、とても動かすことさえできません。「う~願い事だめなのかな~」とションボリ。
待って、いっしょに持ち上げましょ・・・「わ~上がった~」。そう、きっとミモロのお願いごとは、ひとりの力では達成できず、ほかの人と力を合わせて叶うことかもしれません。 なにお願いしたの?「え~ナイショ・・・」
さぁ、これで「初辰まいり」は終了です。
「あ、みのりまいりの稲穂だして~。お米に交換してもらわなくちゃ~」と、巫女さんのいるとこへ。
「あの~これ交換してください」「はい、どうぞ~」
「種貸社」で籾種。それを「楠珺社」で稲穂に。そして「大歳社」で、ご神米にしていただきます。
「わらしべ長者みたいなお詣り」というミモロ。商売繁盛・家内安全のご利益がいただけるお詣りです。
「わ~お米になった~」と、達成感からか、すごくうれしそうなミモロです。
「あの~その髪飾りすごく素敵~」と巫女さんの髪飾りに見惚れます。
「白鷺と松」のデザインです。「住吉大社」では、巫女さんと呼ばず、「神楽女」(かぐらめ)と呼び、伝統ある神楽舞を奉納するお役目も。御神木の松と、神様のお使いの白鷺をかたどっている飾りです。
「初辰まいりとみのりまいり、できたよ~」と、満足そうなミモロ。神様のご利益も頂けそうです。
「また、お詣りしようね~。まだまだ知らないこといっぱいあるから…」と。歴史ある「住吉大社」、そこには、長らく大阪の人々を守り導く神様のお力があふれます。
3月の初辰の日は、3月6日(月曜日)です、5月5日は、初辰大祭が行われ、ご利益は倍増。
ぜひ、訪れてはいかがでしょ。
さて、「みのりまいり」でいただいた「ご神米」は、いいことが倍増するという「一粒万倍日」にご飯に混ぜて炊き上げます。
2月の「一粒万倍日」を待って、ミモロは、ご飯を炊くことに・・・
もちろん「楠珺社」で求めた福を盛る「猫の手しゃもじ」も…
「わ~おいしそうに炊けたね~」と「猫の手しゃもじ」で、ご飯をお茶碗に盛って、いただきました。
「福たくさん盛って、体の中に入れなくちゃ~。ヨイショ・・・」作業する手にも気合いがこもるミモロでした。
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