ミモロは、3月の中旬に、兵庫県の宝塚に住むお友達に会いに、阪急電車に乗って「宝塚」へ出かけました。
「宝塚行くの初めて~」と、ちょっとした旅行気分です。
駅ビルから出たところで待ち合わせしたミモロとお友達。さっそく町歩きのスタートです。
「宝塚」は、ご存じ「宝塚歌劇団」の本拠地。「なんとなく華やかな感じの町だね~」とミモロ。
駅の周辺は、「宝塚歌劇団」に関係するものがいろいろ。花壇に植わる苗木も「ベルサイユのばら」のイメージのよう。
「どんな花が咲くのかな~」と想像するミモロです。
「宝塚」の町は、武庫川の両脇に広がっています。
古代、この辺りには、たくさん古墳があった場所。それが町の名の由来だとか。川沿いには、鎌倉時代から温泉が湧き、明治時代には、温泉宿が軒を連ねていたので
明治43年に、箕面有馬電気軌道という現在の阪急電鉄の前身の鉄道が開業。大阪や神戸へのベッドタウンとしての開発が始まります。
大正13年に「宝塚大劇場」が誕生。多くの人々を魅了するエンターテイメントが本格的に始まりました。
「昔は、『宝塚ファミリーランド』という遊園地と動物園があったのよ~」と、宝塚育ちのお友達。子供のころ、よく来たのだそうですが、2003年に閉園。敷地の一部は、イングリッシュガーデン風の公園に生まれ変わりました。
「手塚治虫もこの町に暮らしてたんだって~」街のあちこちに手塚治虫の漫画の主人公の姿が…。「手塚治虫記念館」もあります。
「ミモロちゃん、どこ見たい?」とお友達。「う~やっぱり宝塚大劇場ってみてみたい~」とミモロ。そこで駅から、トコトコお散歩しながら向かいます。
「素敵な散歩道だね~」
「花の道」は、その名の通り、道沿いに花壇が続き、そこにスミレの花が咲いています。
「わ~キレイ~。スミレの花~咲くころ~」と口ずさむミモロ。気分はすっかりタカラジェンヌ。
「花の道」にはベンチも。
「気持ちいいね~なんか外国に来たみたい・・・」道沿いのマンションもどこかエキゾチックな雰囲気です。
駅の周辺は、今、次々に新しい高層マンションが建設されています。以前は、木造の昔ながらの風情のお店などが並んでいましたが、阪神淡路大震災で、その多くが崩壊。昔の町の風情はなくなったのです。
「この町すごいね~。たくさんマンションがある~」とビックリするミモロ。京都にはないような高層マンションがニョキニョキ。「こんなにマンションが集中してるの、東京でも見たことない…」とただ驚くばかりでした。
駅の周辺も震災で大きな被害を受けたそう。でも、今は、町の人たちの力で、再び美しい姿に蘇りました。
「ホント、お花いっぱい」
この花壇は、町の方々がお世話をしてるそう。
「毎日、花の手入れをしてるんですよ」と、作業をしていた方とお友達。
この町を訪れる人を迎える素敵なおもてなしです。
「4月になると、桜も咲いて、それはキレイですから、また遊びにいらっしゃい」と。「は~い。また来ますね」
ミモロは、「花の道」を歩き、目指す「宝塚大劇場」へと向かいました。
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