ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

見どころいっぱい、散策の楽しい宝塚の町歩き。「手塚治虫記念館」方向へ

2017-03-31 | 博物館・美術館

「わ~すみれが咲いてる~」駅から続く散策路には、地元の人がお世話する花壇が。そこには可憐なすみれが咲いています。
「かわいいお花~」
花好きのミモロは、すみれを見つけると、立ち止まっては「いい子~」と声を掛けています。

散策路の「花の道」には、花壇のほかに、宝塚歌劇で上演した演目をモチーフにしたオブジェが点在して、訪れるヅカファンの記念写真スポットになっています。
 
ミモロもオブジェのモデルになり切って・・・。
「これベルバラだよね~オスカルさま~」さまざまな演目の中でも、「ベルサイユの薔薇」は、今も多くのファンの心に残る名作。

さて、この「花の道」は、すみれの花やオブジェのほかにもう一つ、歩く人を楽しませるものがあります。
それが、手塚治虫の漫画の主人公たちのタイルです。
「あ、アトム・・・リボンの騎士だ~」
 
ミモロは、花を見たり、オブジェを観賞したり、はたまた足元のタイルを見たり、なかなか忙しいお散歩です。
「ほら、ブラックジャック・・・あ、ジャングル大帝・・・」
 
ミモロは、もう夢中・・・さて、このタイルは、ミモロを「手塚治虫記念館」へと道びます。

 
ここ宝塚は、手塚治虫が5歳から24歳まで過ごした場所。彼にとっては故郷なのです。

この記念館は、没後5年の1994年に宝塚市が運営する「自然への愛と晴明の尊さ」をテーマに設立されました。

館内には、手塚治虫の生涯を物語る資料や、製作された作品などが閲覧できるようになっています。
館内の撮影は事前に取材許可が必要なので、今回は、ご紹介できません。あしからず~

「わ~アトム~」エントランスには、アトムが迎えてくれます。
「ミモロちゃん、中ゆっくり見たい?」とお友達。「うん・・・でも、ここに入ると、半日いちゃうと思う…」とミモロ。

そこで今回は、宝塚の町歩きがメインなので、次回、ゆっくり訪れることにしました。

昭和30年代以降生まれの昭和世代にとって、手塚治虫は、子供のころの大切な思い出になっているはず。
テレビで放映された明治製菓提供の「鉄腕アトム」をはじめ、三洋電機提供の「ジャングル大帝」など、ワクワクしながらテレビの前に座ったものです。
マーブルチョコレートの上原ゆかりのコマーシャル。そして「サンヨ~サンヨ~三洋電機」と締めくくる「ジャングル大帝」のエンディングなど、今もその映像が脳裏に浮かびます。

日本中の子どもたちの心を虜にした手塚治虫。
ジャングル大帝」のレオとママが捕まって、船で輸送される途中。小さなレオだけが檻の柵から抜け出せて、ママと別れ、海を漂流する場面は、今思い出しても涙がでます。

科学の楽しさ、そして自然への畏敬、生命の大切さ・・・それが彼の作品のテーマです。

宝塚で多感な少年時代を過ごした手塚治虫。子供のころ、宝塚ファンの母親に連れられて、歌劇をよく見たそう。
この宝塚という洒落た町、また宝塚歌劇の物語の面白さなどが、少年、手塚治虫に大きな影響をもたらしたことは、間違いありません。

漫画を書き始めたのは、子供のころから。なんと「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」の連載を執筆しながら、医師国家試験を受験し、合格したのだとか。「やっぱり天才なんだ~」とミモロ。

「もし手塚治虫が京都で育ったら、別の作品になったかもね~」とミモロ。それはそれで後世に残る興味深い作品がうなれたことでしょう。

さて、記念館の前には、壮大な作品「火の鳥」のオブジェが。

そして地面には、ハリウッドのように人気主人公の足形?手形が…。
「あ、レオとパパのパンジャのだ~」と、やはり同じネコ族のミモロは、レオが大好きなのです。
「レオ、レオ、パンジャの子~」と歌まで歌います。
「あ、レオちゃんの足形、ミモロとあんまり変わらない大きさだよ~」


最後は、リボンの騎士の前記念撮影。
「今度、1日、ここにこもっていたい~」と思うミモロでした。

*「手塚治虫記念館」の詳しい情報はホームページで

それからミモロは、お友達の案内で、「宝塚文化創造館」へ。ここは、かつて「宝塚音楽学校」の旧校舎で、今は、その中に「すみれミュージアム」という宝塚歌劇および音楽学校に関するさまざまな歴史的資料が展示されています。
 
昭和10年に建てられたモダニズム建築です。
ここには、宝塚歌劇の公演のパンフレットが、約800点あり、公演の演目から、戦争へと向かった日本の姿を見ることができます。

*「すみれミュージアム」の詳しい情報はホームページで

「今度はどこ行くの?」と武庫川にかかる橋から町を眺めるミモロ。


西宮へ向かう阪急今津線の姿・・・「この町って小さいけど、いろいろ見どころいっぱいだね~」と。
そう、だから人気がある場所なんです。



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