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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

新京極の京都らしいおみやげ屋さん「京一屋」。昭和漂う京都グッズは、外国人観光客に人気

2017-07-04 | 京都

昔から、修学旅行生が必ず訪れる新京極商店街。今は、ファッション関連のショップなども多い通りです。

三条通からちょっと南に進んだところにある1軒のおみやげ物屋さん「京一屋」。
    
京都に暮らす人は、ほとんど訪れないみやげ物屋さんです。でも、そこの前を通るたび、気になっているミモロ。
ある日、お店の中へ「こんにちは~ちょっと見せてください~」と声を掛けながら進みます。

このお店は、開業してすでに100年以上。今のご店主は、3代目に当たります。
新京極通は、明治時代に作られて以来、京都の繁華街として発展し、劇場や映画館など市民の娯楽の中心地になっていました。

「京一屋」は、もともとおもちゃ屋さんとして開業。京人形をはじめ、電車や車、その時代に子供の間で流行ったものを揃えたお店だったそう。その後、増加する観光客に向け、京都らしいお土産品を中心に扱うようになったとか。

店に並ぶのは、八ッ橋などの京都を代表するお菓子をはじめ、京都らしさ、日本らしさにあふれた品々です。
 

最近、おしゃれな京都グッズが多くなっていますが、ここはまさに昭和を感じさせる『ベタな京みやげ」という感じ。
ヘビだよ~ 「キャーやめて~こわいよ~」と面白がっておびえるミモロ。
竹で作ったヘビのおもちゃ。懐かしい~

 
いろいろな時代に流行る、キャラクター関連グッズも豊富。キーホルダーやぬいぐるみ、マスコット人形など、実は中国製のものも多いそうです。

「これは日本製ですよ~」とご店主。
  
金閣寺や五条大橋、東寺の五重塔など、京都の観光名所を盛り込んだ絵皿やカップなど。
「懐かしい~」と思わず声を上げてしまう昭和薫るおみやげ品の数々。
スマホなどがなかった時代、絵皿は、旅の思い出の品。

また今、外国人観光客に根強い人気の侍や時代劇グッズ。
 
兜や十手、手裏剣、日本刀などのおもちゃも揃っています。「これ、今のおもちゃ屋さんにもないよね~」とミモロ。

さらに修学旅行生に人気なのが、新選組関連グッズです。
 
タオルや手ぬぐいなどが並びます。Tシャツは、外国人観光客に人気だとか。

「これもう在庫が少なくなってるんです」というのは、任天堂の花札。
 
任天堂の花札は、今も家にある唯一の任天堂製品です。
「この花札から世界の任天堂になったんだね~」とミモロ。

そして今や貴重な品になったのが、携帯用の将棋セットです。
中に、紙製の将棋盤があり、そこに小さな木製のコマを並べて遊びます。
「う~レトロな品・・・もう在庫ないんだって~」と、将棋ファンには興味惹かれる品かも。

ミモロは、ともかく、私の方が「わ~懐かしい~」「キャ~これ今もあるんだ~」と夢中になったお店です。


こぼれ話・・・
私が初めて京都に来たのは、中学の修学旅行でした。現在、再開発中の三条の「いろは旅館」に宿泊。その当時、京阪は、鴨川沿いを走り、三条通にも、電車が走っていました。夜の自由時間に友人たちと一緒におみやげ物を買いに行ったのが新京極。もしかしたら、昔、ここにも立ち寄ったかも・・・。

そして高校の修学旅行も京都でした。当時は、もっと何軒もおみやげ物屋さんがあり、そこを見て回るのが、ワクワク、ドキドキすることでした。今の修学旅行は、夜の外出はほとんど許可されていないとか。

新京極の夜は、当時ちょっと怖かった~。どこをどう歩いて宿に戻ったか不明ですが、ネオンが輝く新京極は、大人の町の気がしたものです。


おこづかいで求めた京みやげ。その後、どこに行ったかは不明ですが、思い出だけは残っています。


こういうおみやげ物屋さんの数は、減っています。「なんか寂しいね~」とミモロ。懐かしい昭和薫るお店です。


*「京一屋」京都市中京区新京極三条下ル 075-221-6992 14:00ごろから21:00 不定休






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