7月8日、ミモロは、京都駅八条口向かい側の「ワコールスタディホール京都」の「京のえぇものおすそわけ」という講座を聞きに行きました。
これは、京都の季節、文化、暮らしなどのお話を講師の方から伺うもの。全3回で、初回は、華道家元の笹岡隆甫さんのお話です。
ミモロは、一番前のテーブルに早々と着席。「だって、素敵な笹岡隆甫さんの近くがいいもの~」と。
笹岡隆甫さんは、京都生まれ。京都大学の建築学科を卒業後、3歳からおじいさまの未生流家元のご指導を受けていた、華道へ本格的に進み、2011年に三代目お家元になられました。舞台芸術としてもいけばなの可能性を追求。国内外のさまざまな場で、いけばなを通じ、美しさと人々の安らかな心を伝え、広めていらっしゃいます。
今回は、「祇園祭」の季節から、それにまつわるお話をメインに。プロジェクターの画像でわかりやすくお話を
祇園祭に欠かせないお花は、檜扇(イオウギ)というアヤメ科のお花。関西を中心に、7月の生け花の代表的な花材でもあります。この花は、「祇園祭」の会所などにいけられる花の定番。
今年も「長刀鉾」の会所に、笹岡さんの花が飾られます。
実は、笹岡隆甫さんは、小学5年生の時、「長刀鉾」の御稚児さんをなさっています。
御稚児さんの髪型
6月の御稚児さんの記者発表から、7月1日の祭りの始まり、そして山鉾巡行、31日の納めの日まで、さまざまな神事が行われるます。「御稚児さんって大変なんだね~」とミモロ。
笹岡さんは、伊勢志摩サミットでも会議場のテーブルにお花を飾りました。これは今までなかったことだそう。
松の飾り
常緑の松は、常に平和を願う心の現れ。参加した各国の首脳陣の心も、常に穏やかで、世界の平和の実現に・・・と願います。
生け花を通じ、笹岡さんは、美しさを育てることをお話くださいました。
「花のもつ、健気な美しさの前に、真摯に向き合うとき、人の心は、自ずと穏やかになってゆきます。そんな美しさは、ごく身近な場に咲く山野草に気づき、そこに季節の移り変わりや、ひたすら一途に花を咲かせる命を感じることから始まるのではないでしょうか?」という内容のお話。
「うん、その通りだよね~」と、うなずき、またうっとりしたまなざしでお話を聞くミモロです。
さて、お話が一段落したところで、この講座のコーディネーターの銘木師である中川典子さんが、素敵な和菓子を用意してくださいました。
和菓子の老舗「千本玉壽軒」による今回の講座をテーマにした特別製のお菓子です。中川さんは、和菓子研究家でもあります。
「わ~キレイなお菓子~」
「ご一緒に~頂きましょ」と、笹岡さん。
「え~うれしい~」と、ミモロは、笹岡さんの膝に。もうメロメロの顔をしているミモロ。
ごく身近で講師の方とお話ができる機会があるのも、この講座の魅力のひとつ。「ミモロちゃんっていうんだ~。知ってますよ~。毎日、京都のいろいろなリポート頑張ってますね~」と笹岡さん。「は、はい…」としどろもどろ。
そしてドキドキしながらお菓子をいただくミモロです。
さて、講座の締めくくりには、参加者全員でジャンケン大会を。勝者には、笹岡さんのサイン入りの品々が贈られます。「がんばろう~!じゃんけん ポイ!」
グーしか出せないミモロ。一回戦で敗退。
「いいなぁ~」と、羨望のまなざしで勝者を見つめます。
「ミモロちゃん、負けちゃったんだ~」と笹岡さんに慰められるミモロ。でもツーショットの写真では、笑顔が戻りました。
「すごく楽しかったで~す」また、きっとどこかでお目にかかれると思います」とミモロ。「そうですね~。一度会うとミモロちゃん忘れられないからね~」と笹岡さん。
この講座の企画、開催にご尽力なさった、大野さんや館長の鳥屋尾さん・・・次回は、佐々木酒造の佐々木晃さんの「美人になるお酒のお話」9月9日開催。
そちらも楽しみです。
ミモロのお友達も多数、この会に参加していました。
みんな楽しかったね~と笑顔です。
女性の美しさを追求する「ワコールスタディホール京都」。次回は、ぜひ参加してみてはいかがでしょ、男性の参加も大歓迎です。
*「ワコールスタディホール京都」の詳しい情報、講座へのお申し込みはホームページで
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