「こっちだよ~」と、ある日、東京からやってきたお友達2人の京都案内をすることになったミモロ。
まず向かったのは「知恩院」
浄土宗の総本山「知恩院」は、初めて京都に来たお友達を案内する場所の一つです。
三門から急な階段を上がります。「大丈夫?」と、お友達を気遣うミモロ。
現在、知恩院の中央部の「御影堂」は、改修工事中。でも、庭を見たいというお友達の希望で、ここを案内することに。
そして向かったのは、またまた長い階段が続く「御廟」です。
フ~フ~さすがのミモロも息絶え絶え。真夏の暑さも堪えます。
階段の上に待っていたのは、鮮やかな色の紫陽花。
「すてきな景色ね~」と、感激するお友達。「え?これで感激しちゃうの?」とミモロ。
そこからさらに山へ。「御廟」へと入ります。
「御廟」の前の拝殿には木魚が並び、ここは御経を唱える場所。そしてそこからは京都市街が一望できます。
「いい眺め~」
以前、京都市街を眺めたとき、家々の瓦屋根でグレーの色が広がっていましたが、今は、次々建設されるマンションやホテルなどのビルで、町の色は、ベージュに変わっています。
「なんか前の方がよかったなぁ~。京都らしい感じだったもの~」と思うミモロです。
ミモロたちは、再び、先ほど上った階段を下ります。
「こっちの方が速い~」
階段の手すりを滑り台のように下るミモロ。実は、ミモロは、階段の上りより、下りの方が苦手なのです。
いち早く、下り終わったミモロは、「お庭案内しなくちゃ~」とお友達の希望を思い出し、方丈庭園に案内します。
雨上がりということもあり、生き生きと感じられる庭の木々。
「いい気持~」としばし観賞。
「あ、こっちにも階段ある~行ってみよう~」とミモロ。「え~また階段?」と、少々疲れ気味のお友達。
ミモロは、緑が茂りトンネルのような小路を進みます。
「あ、なんだろ?」突然歩みを止めたミモロ。そして周囲を見回すと、なんとそこにはタヌキの姿。子タヌキを2匹連れた親タヌキと目があいました。(緑の茂みの隅にタヌキが映っています)
「え~ここに住んでるの?」京都では、いろんな山にタヌキが生息。でも、実際に見るのは初めてでした。
方丈庭園の山には、紫陽花や桔梗が今、花盛り。
「涼し気だね~」とミモロ。白や青の花々が涼を誘います。
「ミモロちゃん、なんか疲れたんだけど、どこかでお茶しない?」とお友達からのリクエスト。
「いいよ~お茶しようね~」とミモロは、知恩院を後にすることに。
北側にある「黒門」を出ることに。そこには、なんとも色鮮やかな紫陽花が…。
青い楓が影を作る石段を、汗を流しながら下ります。
「ホントに、階段多いね~」とお友達。「うん、ここ城郭の造りのお寺だからね~」とミモロ。
「あの~次は、階段のないところ案内してくれない?」とお友達。
「あ、ごめんね~歩くの好きだと思って~」とミモロ。お友達は、元山岳部やハイキング好きだったのでした。でもさすがに30度を超える暑さ、喫茶店に入ったみんなは汗でびっしょりでした。
*階段が少ない寺社なら・・・
平安神宮、下鴨神社、上賀茂神社、大徳寺、妙心寺などがおすすめです。
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