7月24日は、「祇園祭」の後祭の山鉾巡行が午前中に、御池通、河原町通、四条通で行われます。
宵山の昨夜、遅くまで「大船鉾」でお手伝いしたミモロ。「山鉾巡行も見なくちゃ~」と言っていましたが、さすが連日の疲れが溜まり、目覚めるとすでに9時過ぎ。慌ててテレビをつけると「あ~もう巡行始まってる~」


KBSの実況放送がすでに始まり、御池通を進む山鉾の姿が映し出されていました。
「へぇ~これが、今年、再建された、大船鉾のご祭神、神功皇后のご神面なんだ~」

テレビでは、山鉾に関する様々な情報をわかりやすく解説。また、一般の人が目にすることができないものも映し出されています。「なるほどね~」と画面に夢中になっているミモロ。 あの~実際に行かなくていいの?
「あ、そうだった~」と急いでお出かけの支度を整えて、巡行が行われている御池通へと向かいました。

「やっぱり遅かったかなぁ~」と思ったミモロ。でも「あ!大船鉾が来たよ~」と大きな声を…

「わ~カッコイイ~」顔見知りの人たちがそこに…。その姿は、いっしょに会所で過ごしたものには本当に感激的なものなのです。「今年も無事に巡行できた~ありがたいね~」そっと心の中で、手を合わせるミモロです。


御池通と河原町通の交差点で行われる辻回し。周囲から歓声と拍手が上がります。
山鉾巡行に続き、子供神輿、そして花傘巡行が町を巡ります。


寺町通に移動したミモロ。アーケードの中で華やかな花傘巡行を見物することに。


男たちが勇ましく動かす山鉾。一方花傘巡行の主役は美しい女性たち。花街の舞妓さんや芸妓さんたちをはじめ、大勢の女性たちが行列を華やかに彩っています。


「いつかやってみたい…」とひそかに思うミモロ。う~体形的に難しいものはあるかも…。
寺町のアーケードに響くお囃子。

「う~なんかお腹空いちゃった~」と、さすがに疲れた様子。そこで錦通の「鮮魚 木村」でひと休み。


水分と塩分の補給を行います。ここは観光客に大人気の場所、新鮮な魚介類が気軽に味わえ、お茶もサービスされています。
観光客に混じり、ミモロもひと休み。「なんか生き返った感じ~」と再び、歩きだします。
烏丸四条の交差点には、次々に山が到着。それぞれの会所目指し急ぎます。


ミモロは、新町通へと急ぎ、「北観音山」「南観音山」の到着を待ちます。しばらくして「わ~来たよ~」


2つの大きな山が、新町通も戻ってきました。会所の前で、拍手で迎えられる山。
「あ、大船鉾も到着した~」通りの向こうに、大船鉾の姿が見えます。

「わ~お出迎えに間に合わない~」すでに四条通には、大勢の観光客。とても大船鉾の会所までたどり着けません。
ミモロは会所に到着したのは、大船鉾が到着してしばらくたってから。


音頭取りさんをはじめ、大船鉾に関わった人たちが、大仕事を無事に終え、ホッとした表情で・・・。
本当にお疲れ様でした。
毎年繰り返されるお祭り。それを守り続けることのすばらしさと大変さ。大仕事を終えた人々の顔には、達成感があふれています。
「もう鉾ともお別れだね~。お疲れ様でした~」午後には、解体作業が進み、ほとんどその姿を留めない鉾。
「今年最後の記念撮影・・・」


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