猛暑の京都…その京都をいっそう熱くしているのが、「祇園祭」です。今年は、3連休に恵まれて、訪れる人の数は、例年よりいっそう多いと予想されています。
さて、ミモロは、そんな人の熱気が高まる鉾町を浴衣姿で見学です。

ここは、菊の露を飲み長寿を保った菊慈童の故事に由来する鉾です。ここには、かつて名水といわれた「菊水井」があり、鉾が建つと会所では、各茶道の流派の方々が、お茶のおもてなしをしてくださいます。

あらかじめお茶券2000円を手配してくれたのお友達といっしょに、2階へと上がります。

「こちらにどうぞ~」といわれてお席に。


「あ、ご祭神の真ん前だ~」とまずは、手を合わせご挨拶。
舞台では、お点前がはじまりました。


「お菓子をどうぞ~」と、ミモロたちの前に、「したたり」という黒砂糖の琥珀製の和菓子で、以前は、祇園祭の時期だけに作られたもの。でもとても人気がある和菓子で、通年味わえるようになったのです。「でも、7月に一番よくいただく機会多いよね~」と、お呼ばれすると、お茶受けにたびたび登場します。


このお席では、お菓子がのっている菊型のお皿を持ち帰ります。「もう家に何枚もあるのよ~」と、毎年来ているお友達。
「ミモロもベージュ色のお皿持ってるよ~」と。これで2枚になりました。
「美味しいね~喉ごし最高・・・」と目を細めて味わう二人。
やがてミモロの前に、涼し気なガラスの器に点てられたお茶が運ばれました。
「あ、舞台でお点前なさった器・・・ということは…ミモロご正客なんだ~」とビックリ。でもお茶をいただく機会が多いミモロは慌てません。

ズズ~と音をたて飲み干すと、正面に器をもどじ、次はお茶碗を拝見します。

さて、お茶をいただくと、ミモロたちは、お道具のそばへ。


「わ~面白い~」水入れは、山鉾の形。そして水差しやかんは、菊水鉾にちなみ菊の形です。
「菊水鉾の粽だ~。ここ華やかなんだよね~」

鉾のそばでは、厄除け粽のほかに、いろいろなお札やお守り、手ぬぐいなどが並びます。

今年、「菊水鉾」は、鉾の再建60周年を祝い、鉾のサイドを飾る胴懸が完成。いっそう豪華な姿に…

「さぁ、次の鉾見に行きましょ~」とお友達。「え~待って~」と後を追うミモロでした。


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