早朝、6時に「南禅寺」を訪れたミモロ。境内の中のお散歩の気持ちよさを満喫しています。
「やっぱり夏の京都の神社仏閣めぐりは、早朝が一番だね~」とミモロ。昼間は、35度近い猛暑の京都。でも朝の6時台なら、爽やかなひんやりとした空気が残っているのです。
「南禅寺」の山際にある疏水の水道橋。琵琶湖から京都に水を運ぶ、明治時代に作られたレンガ造りの水路です。


南禅寺の境内を通る水路は、アーチ造り。お寺の敷地を通ることを配慮して趣あるデザインになったとか。「きっとできたばかりの時は、ビックリしたかも…。でも、時代を経て、趣もいっそう深まり、周囲の緑とも馴染んで、今では、南禅寺の見所のひとつになってるんだよね~」とミモロの説明。

「朝だから誰もいない~」

「ねぇ、本当に素敵なデザインだと思わない?」

琵琶湖疏水のインクラインを設計した田辺朔郎のデザイン。全長93.2メートル 幅4メートル、高さは9メートルに及びます。

側面および橋脚に施された装飾。「昔の建物ってどこかデザイン性が高いよね~」と思うミモロです。
そこから、さらに奥に進むと「高徳庵」に至ります。

この参道は、秋には、美しい紅葉の道になるのだそう。
再び、道を戻ると・・・ふと足を止めたミモロ。「あれ、この丸なんだろ?」と参道の足元に気づきました。

そばで植木の手入れをなさっていた方に「あの~これなんの印ですか?」と尋ねます。
「あそこに説明書ありますよ~」と。「あ、そうなんだ~」と、さっそくその前に・・・「フムフム・・・」

なんでもこれは、「南禅院参道彫刻」というものだそう。「南禅寺開基亀山法皇700年御忌記念」と書かれています。
この石畳は、亀山法皇の離宮であり、南禅寺発祥の地、南禅院の参道で、そこに仏教の教えである万物のもととなる、地・水・火・風・空の5つのシンボルを彫刻したものだとわかりました。
参道には、確かに5つのマークが彫り込まれています。





「あの~どのマークが、空なんですか?」とミモロ。「う~たぶんあっちの方から地・水・・・・となってるんだと思いますよ」とのこと。ともかく、何度もこの場所に来ているのに、全く気付かなかったミモロです。
「いつも大勢参拝者がいて、この参道の上を歩いてるから、気づかなかったんだ~」知ってましたか?
なんど訪れても、知らないに出会う南禅寺。

「また坐禅しに来ようかな~」とミモロ。
「やっぱり朝のお散歩きもちいいねぇ~」爽やかな風が吹き抜ける境内を気持ちよさそうに歩きました。


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