紫野の大徳寺の塔頭では、真夏の猛暑の中、「大徳寺納豆」づくりが行われます。いつもお寺を訪れると、お茶と一緒にいただく、ちょっと塩辛い「大徳寺納豆」。「それ、どうやって作るんだろ?」と興味を抱いていたミモロです。
8月1日が、今年最後の納豆の仕込みが始まることを教えてもらったミモロは、「あの~伺ってもいいですか?」とお願いして見学させてもらうことに。
大きな鉄の釜でコトコト水がなくなるまで煮た大豆は、熱を冷まして、はったい粉という麦を炒った粉をまぶして、木箱に並べ、室で発酵を待ちます。
ここからは、2回目の仕込みで、発酵した大豆で、その後の作り方を説明します。「わ~前より大きくなってる~」とミモロ。

それをまず木箱から樽に移し、発酵菌でくっついた大豆をパラパラにほぐします。


「わ~いい景色~比叡山も見える~」と、納屋の屋根のテラスに上がったミモロ。


そこにバケツにいれた大豆が運ばれ、すでに用意された塩水に入れてゆきます。


「わ~いっぱい~」

1回の仕込みで、2つの樽がいっぱいに。
ここからも大変な力仕事が待っていました。樽の大豆が乾くように、樽の大豆を混ぜるのです。



これがなかなかの力仕事。それも1時間ごとに混ぜるのです。


これは、1回目に仕込んだもの。すでに茶色が濃くなっています。

「お手伝いしよう~」と、納豆になる大豆を混ぜるミモロ。「ヨイショ~」


「ふ~ダメだ~」と、汗びっしょりになったミモロ。

大丈夫、だれもミモロの力、あてにしてないから…そんなに気にしないの・・・。
毎日続く晴天の京都。納豆の仕込みも進みます。
「ミモロちゃん、納豆できたら袋詰めお手伝いに来てね」とご住職。「はい、ミモロ、袋詰め得意で~す」と、張り切ります。
1回目の仕込みの納豆は、9月前には完成とのこと。
「大徳寺納豆」が、こんなに手間と時間、そして力を使って作るとは知りませんでした。
「今度、食べるとき、涙なしには食べられないね~」と、大徳寺納豆づくりの大変さを痛感したミモロでした。

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