ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロ高野山に行く(1)。13日の「ろうそく祭り」、初めての宿坊など感動の体験

2017-08-15 | 国内旅行

8月13日、ミモロは、お友達に誘われて、和歌山県の高野山に入ることに。

「高野山」は、約1200年前、弘法大師によって開かれた真言密教の修行道場で、全国の高野山真言宗の総本山です。
お盆の8月13日にここで約10万本のろうそくを奥の院までの参道に灯し、先祖の霊をお迎えする「ろうそく祭し」が行われるのです。
その幻想的なお祭りに参加するため、ミモロは、初めて宿坊に滞在。
これから、しばらく、ミモロの「高野山」体験をお伝えします。ぜひ、旅の参考にしてください。


さて、天台宗の総本山、最澄が開祖の「比叡山延暦寺」。その比叡山を望む京都下鴨エリアに住むミモロにとって、「高野山」は、かなり遠い場所。まず、京阪電車の「出町柳駅」から、特急に乗って、約1時間、終点の「淀屋橋駅」へ。そこから地下鉄「御堂筋線」で、「なんば駅」へと向かいます。「ここから南海電車に乗るんだよ」
こうや号」という特急に
「快適な感じ」この日は、さすが満席。大阪の市街地を抜けて、約45分。橋本駅からは、グッと山の中へ入ってゆきます。
「ここから単線なんだ~」
車窓の景色は、山深い和歌山の山里の景色に変わります。
「なんか遠くに来た感じがする~」と、ミモロは、深い山々をしみじみと眺めます。

「高野山」へは、南海電車で高野線で「極楽橋駅」まで行くのです。
そこから、さらに山に入るために、ケーブルカーに乗り換えます。
 標高およそ900メートルの山へ、ケーブルカーで約5分。
「特急電車は、4両編成だったでしょ、でもケーブルカーは2両編成だから、みんな乗れるのかな~」と心配になるミモロ。
「ミモロちゃん、急いで~」と、何度も高野山に来たことがあるお友達。ケーブルカーへとダッシュです。

なんとか座席を確保できたミモロたち。でも多くの人が座れず、立ったまま。でも5分ですから、それほど大変ではなさそう。

ケーブルカーで目的地「こうやさん」に到着。
「やっと着いた~」


出発の京都「出町柳駅」から、ここまで乗り換えなどを入れて、およそ3時間半掛かりました。
「やっぱり遠い~。新幹線なら東京から岡山くらい行けちゃうし、飛行機から沖縄まで行ける~」と、ミモロ。そう、京都からもかなり時間がかかります。でも、このはるばるやってくるところに、思いも強まるのではないでしょうか。

実は、「高野山」の観光客は、最近は日本人より外国人の方が多く、時には8割が外国人で、まるで日本ではないような雰囲気になるそうです。「なんでこんなに多く外国の人来るんだろ?世界遺産だから?」と不思議に思うミモロです。

もちろん「世界遺産」ということ。そして神秘的な場所であることなど、外国人を魅了する要素が多いのですが、「関空」からのアクセスの良さも見逃せません。「関空」から南海電車で「なんば」で乗り換えるだけで行ける、わかりやすさは、外国人にとっては、好都合。日本らしい趣と文化と雄大な自然を味わえるのが、「高野山」なのです。

ミモロが乗った特急電車にも、半分は外国人観光客の姿が…。大きなスーツケースやリュックをもった人たちが大勢。


さて歴史を感じさせる古い駅舎。でも最近リニューアルされ、内部はかなりキレイで快適。
「ここからは、バスに乗って、宿坊のある町中に行くんだけど、まずは、ここで、お昼ご飯食べましょ」と。
駅舎の2階へ向かいます。「え~町ってまだ先なんだ~。わ~ここからの眺めいいね~」
ケーブルカーで上った山・・・そこからは紀伊山地の山々がはるかかなたまで続きます。

窓辺にカウンターのように椅子が並ぶ2階。「ここ休憩の穴場だね~」と。さすが何度も来てるお友達の案内は的確です。

ここで持参した笹の葉寿司をいただいて、高野山の町へと向かうバスに乗ります。
そう「こうやさん駅」から、根本中堂や奥の院までは、10キロ近くあります。町の中の移動は、バスが便利。
ミモロは、1日フリーパスを購入していたので、何度でもバスに乗れるのです。バスの運行は、頻繁で、なかなか便利。

自家用車での参拝客も多い高野山ですが、自家用車は、駐車場に置くため、町の中の移動は、もっぱら徒歩かバスになります。
「レンタル自転車もあるんだけど、やはり駐輪スペースが決まってるから、徒歩とバスで、動くのが便利なんだって~」と、教えてもらったミモロ。

ミモロたちは、バスに乗って、町の中心部「千手院橋」というバス停まで進みます。
「ここで高野山の資料もらってくるね~」とミモロが向かったのは、「宿坊協会 中央案内所」です・
 
ここには、高野山を巡るのに役立つさまざまな情報が集まっていて、わからないことなどを親切にアドバイスしてくれます。
 

実は、ここでは、その日宿泊できる「宿坊」の手配もしてくれます。なかなか予約が取りにくいといわれる宿坊ですが、この日も訪れた人に2「部屋だけあります」と、紹介していました。高野山には52の宿坊があり、それぞれ料理や部屋、施設などは異なります。お昼頃までだったら、当日予約も可能のよう。1泊1万円~が目安です。ひとりでも宿泊できるのが宿坊のよさ。精進料理のおいしさも魅力です。

さぁ、ミモロの泊まる宿坊に行きましょ。



*「高野山」の観光などは、「和歌山県観光協会」のホームページから「高野山」のページへ



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