「ミモロちゃん、貴船神社に行ってみたいんだけど～案内してくれる？」と、東京から来たお友達。「うん、いいけど、ライトアップしてるから、夜に行ってみようよ～。昼間は暑いし～」とミモロ。そこでお友達と一緒に、夜6時過ぎに町から貴船神社へ車で出かけました。
「やっぱり貴船は、涼しいね～」。ここは、町中より気温が2，3度はいつも低いと言われ、夏は、避暑に訪れるひとも多いところです。車を神社のそばの有料駐車場に止められたミモロ「ラッキー！いつも奥の宮のそばにしか駐車できないのに…よかった～」と。
すでに陽が傾き、夕闇が刻々と広がってゆく辺り・・・神社の参道を照ら灯りが、幻想的に浮かび上がっています。
「いつも昼間しか来たことないから、随分雰囲気違う～」と。
石段を登り、本宮に到着。「わ～キレイ～」
境内には、七夕の笹飾り。それがライトアップされています。毎年行われる貴船神社の「七夕笹飾りライトアップ」は、8月15日まで、平日は、日没から夜8時まで、土・日曜は夜9時までです。参拝の前に、まずはお清め。手水もライトアップされ、グッと幻想的。
。それから本宮に参拝。
すべてが、闇に浮かぶよう。「う～いつも違う～」と思うミモロです。
夏の大祓いの茅の輪も…「これ、家に飾ると厄除けになるんだよ～」とお友達に説明します。
本宮に参拝したミモロは、境内の一角が光っているのを見つけます。
「あれ、なあに？」とお友達。「あのね～ここは、清らかなお水の神様をお祀りしてるの。あれは、水占い、やってみたら～」と誘います。社務所で、水占いの紙を200円でいただくことに。「好きな紙、ここから選んで～」
「それをここのお水に漬けてね」
お友達の水占いなのに、まるでミモロがやってるみたい…。世話好きにミモロでした。
「ほら文字浮かんできた～」
お友達の水占いは、末吉。「あ、大吉じゃない…」としょげるお友達に。「あとで、いいことあるんだよ～よかったね～」というミモロ。ずいぶんお姉さんになりました。
境内には、短冊にお願いごとを書いて、笹につるすコーナーもあります。
「ミモロちゃん、これなあに？」とお友達が興味を示したのは、青もみじの形の絵馬。
「あ、それ縁結びのお願いする絵馬だよ～。そばの縁結びの結社に奉納するの…」と説明。貴船神社は縁結びのご利益でも知られるパワースポット。「参拝終わったから、駐車場にもどるんでしょ？」とお友達。「え～お詣りはこれからだよ～。結社と奥の宮にもお詣りしなくちゃ～」とミモロ。
「え～だって、真っ暗じゃないの～」とちょっとビビるお友達。「大丈夫だよ～」というとミモロは、勢いよく歩き始めました。
「ここ降りるの。足元気を付けてね～」
「ホントに行くの？」とお友達。「だって、ここ心霊スポットっていわれてるんじゃないの～」と続けます。
「うん・・・ここはね、心霊スポットじゃなくて、神霊スポットなの。神様がいらっしゃる神聖な場所なんだから…」と、鼻をちょっと膨らませるミモロです。
ミモロとお友達は、闇の中をさらに奥へと進みます。
＊「貴船神社」の詳しい情報はホームページで
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