出町柳の「枡形商店街」の西の入口の向かい側に「パティスリー セラヴィ」というケーキ屋さんがあります。
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いつもミモロは、自転車で、その前を勢いよく通り過ぎていたのです。「このケーキ屋さん、こだわりのシュークリームだって~」と、ある日、お店の前に出された表示にふと足を止めました。
「こんにちは~」とミモロは、お店の中へ進みます。「わ~おいしそうなケーキの香りがする…クンクン」
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「わ~い、いろんなケーキが並んでる~」入るなり、ガラスケースに釘付けに。
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ミモロの好きなショートケーキやロールケーキ、モンブランなどなじみの品が並びます。
「あの~このお店、いつからここにあるんですか?」とお店の方に伺うと…
「もう十数年前からです」「え~そんな前からあったんだ~」と。
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「いいんですよ~」と、このお店のオーナーであり、パティシエの大谷正秀さんと奥様の笑顔に、ホッとしたミモロです。
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大谷さんが、ケーキ作りを始めたのは、30年以上も前のこと。「実家がケーキ屋だったんです」と。
この出町柳の店は、以前は、お父様の時代には「葵庵」という名で地元の人に親しまれたケーキ店だったそう。
「当時は、喫茶もあったんです。今も、地元の人の中には、葵庵と呼ぶ人もいるんですよ~」と。今は、ショップのみ。奥には、ケーキをつくる厨房が広がっています。
パティシエを志し、ホテルに勤め、その後、東京のケーキ屋さんで修業を。さらに1年半、フランスでも腕を磨かれたそう。そして京都に戻り、実家のケーキ屋さんを継ぎ、「パティスリー セラヴィ」となりました。
ここのお店で人気なのは、ショートケーキやシュークリームなど、誰もが好き!というケーキだそう。
「いろいろな種類の凝ったケーキも作ったんですが、やはり人気は、オーソドックスなケーキなんです」と。
でも、ここのケーキは、京都生まれの素材にこだわっているところが、特徴のひとつ。
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そんな素材にこだわったショートケーキやシュークリームにミモロは興味津々。
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「美味しそう~」とじっと見つめます。
焼き菓子の種類も豊富。紅茶のシフォンケーキやマドレーヌ、パウンドケーキなど、贈り物にしたい品々です。
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今は、バレンタイン向けのチョコレートを使った品々も揃っています。クマのパティシエさんのそばに積まれたチョコレートは、プレゼントにぴったり。
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「ハートのチョコレートもある~」ミモロは、バレンタインデーにプレゼントする人を思い浮かべます。
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「どうしよう~みんな食べたい~」と、ミモロは、あちこち歩き回り品選び。でも、なかなか決まりません。
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「あれも、これも~」と言い出すミモロ。まず、少しずつね~。そこで、シュークリームやパウンドケーキを求めます。
家にもどり、コーヒーを煎れ、シュークリームでのおやつタイム。
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「わ~美味しい~。皮がすごく香ばしい…中のカスタードクリーム、すごく食べやすい…」と夢中でペロリ。
シンプルなケーキほど、その素材と作る人の腕前が光るもの。「このシュークリーム、また食べたくなっちゃう」とミモロ。
今、京都は、ケーキショップの激戦区といわれるほど、多くのショップが登場しています。創業してすでに20年となるこのお店は、地元の人を中心に、長く愛されているケーキ屋さん。その味は、また食べたくなる親しみやすさに満ちています。
「まだ、パウンドケーキあるもんね~」と、え?もう食べちゃうの?楽しみは、もう少し後にしましょうね。
*「パティスリー セラヴィ」京都市上京区寺町今出川上る立本寺前町83 電話075-222-1566 10:00~20:00 水曜休み
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