「2月23日は、五大力さまの日だよね~」と、ミモロは、聖護院門跡の境内にある塔頭「積善院準提堂」に向かいました。
ミモロが到着したのは、午後3時。「今年遅くなっちゃった~だって冬季オリンピックの女子フィギュアスケート見ちゃったんだもの~」。テレビを見終わり、急いで自転車で駆けつけました。
「あ、ミモロちゃん、今年もお詣りに来てくれたんですね~」と笑顔で迎えてくれたお坊さん。
「こんにちは~。オリンピック見てて遅くなっちゃったの~。ごめんなさい~」と謝ります。
優しい笑顔のお坊さま・・・「今日はお坊さんなんだ~」とミモロ。実は、ミモロは、毎年節分に参拝する聖護院で、お友達の鬼さんに会うのを楽しみにしています。「いつも節分の時、鬼さんになって、参拝者の厄を祓ってくれるんだ~。でも、ふだんは、優しいお坊さんなの~」と、節分の事情に詳しいミモロなのです。「最近は忙しいから、2月2日しか鬼さんになれないんですよ~」と。「じゃ、来年も2日に参拝に伺います~」とミモロ。
さて、「五大力」さまのご祈祷は、五人の菩薩さまのお力で、国の平穏と平和、そして人々の安寧な暮らしを願うもの。「積善院準提堂」では、この日、秘仏の「五大力菩薩」の御開帳が行われます。
「あ、もう山伏さんのご祈祷終わっちゃったんだ~」境内には、燃えた跡がくすぶっていました。
「まだこれから本堂でご祈祷ありますよ」
山伏さんが声を掛けてくれました。「よかった~まだ間に合って~」とミモロ。始まるまで境内の中を歩きます。
地元の崇敬者が多く、いろいろなものが奉納されています。
「あ、今年、終わってる~がっくり~」と呆然と佇むのは、粕汁の接待の場所。すでに撤収作業が進んでいました。
「ここの粕汁美味しいのに~」と今年は、なんでも早めにすべて終わってしまったのだとか。「オリンピック見なければよかったかな~」と、ちょっと後悔します。
さて、本堂の西側では、山伏さんが希望者に錫杖加持を施してくださいます。
「ここだよね~」
「はい、背中向けてください~」そういうと、錫杖をミモロの瀬中に。真言を唱えながら身に着いた厄を祓ってくださいました。
「ありがとうございます。なんかすっきりしたみたい~」とミモロ。
さぁ、本堂で、この日最後の加持祈祷が始まりました。
ミモロも本堂に上がります。
太鼓のリズムに合わせて唱えられる真言や御経。ミモロも知ってる般若心経を唱えます。
「五大力さまどうぞお守りください~」と祈るミモロです。
*「積善院準提堂」京都市左京区聖護院中町14 075-761-0541 拝観時間9:00~16:30 参拝自由
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