2月14日から18日に「京都市美術館別館」で開催された「川島テキスタイルスクール修了展」の最終日に出かけたミモロ。
「ふ~やっと着いた~」。18日は、京都マラソンの開催日で、ゴールそばに位置する「京都市美術館別館」のあるロームシアター京都周辺は、交通規制が敷かれ、歩行者も思うように近づくことができません。
「すごい人だった~」
走り終えたランナーや応援する人たちの中、やっとたどり着いたミモロでした。
マラソンの興奮が満ちる「京都市美術館別館」のまわりから、一歩館内に入ると、そこは静寂の世界。
「なんか別世界だね~」
さて、この「川島テキスタイルスクール修了展」は、年に1回、スクールで学んだ人たちが、その作品を発表するもの。
京都の北、市原に本社をもつ日本を代表する美術織物やインテリアテキスタイルの会社「川島織物セルコン」。そのグループの「川島文化事業団」が運営するのが「川島テキスタイルスクール」です。創設は、1973年。入学試験、成績評価、単位制度などを設けず、手織りが学び、それぞれが社会において、その技術と表現力を活かせる場を持ち続けられるよう、独自の教育を行う、大人のための学校なのだそう。
本科、専攻科、創作科には、すでに染色や織物などを学んだ人も多く、それぞれ1年に渡り、さらにその技術を高めるために入学するケースが多いそう。また初心者のための短期のワークショップなども開催され、織物好きの人にも、体験の機会が設けられています。
「わ~素敵~」
展示されている作品に、ひとつひとつ足を止め、熱心に見るミモロです。
「わ~大きな作品・・・」
デザイン、染色から糸づくり、そして織りまで、さまざまな工程を学び、ひとつの作品に作り上げます。
「デザインするもの大変そう~みんなすごいな~」と感心しきり。
一口に織りものと言っても、いろいろな種類があり、その多彩さも興味をそそります。
少人数で、経験豊富な講師から学ぶ、まさに実践的で、本格的な織物スクールなのです。
織物の歴史は、人間の暮らしと共に始まったと言えるほど、長い歴史があり、また世界中で、独特の織物が生まれました。「まさに人間の文化だよね~だって、衣服をまとうのは、人間だけだもの…」と、思うネコのミモロです。(人間の世界に暮らすミモロは、衣服を着ていますが…)
織の技術を使った和服の作品もいろいろ。
「これ、サン・テグジュペリの星の皇子さまや夜間飛行をイメージした作品だって~」
「すてき~」と作品の前で。ミモロは、以前、箱根の「星の王子様博物館」に行って以来、サン・テグジュペリをカッコいいと思っているのでした。
こちらの着物は、フィンランドからの留学生の作品。
創作科では、提携するスウェーデンのテキスタイルスクールに交換留学ができ、デザイナーや作家としての人材を育成しているのだそう。
「こういう学校あるの知らなかった~」とミモロ。
「ミモロちゃん、初めまして~」「はい、こんにちは~」
川島文化事業団「川島テキスタイルスクール」の社長の斯波義之さん。
「素敵な作品ですね~。はじめてスクールのこと知りました~」と興味を抱いたミモロ。「そう、今年も素晴らしい作品が揃いました。そう、優れた講師陣が揃っているんですよ~。今度、見学に来てください」と。
「え~ぜひ、行きたいです。ミモロ、織物興味あるんです~」とアピールするミモロです。
会場内には、織物の機があり、気づけばミモロが、その前に座っていました。
*「川島テキスタイルスクール」の詳しい情報は、ホームページで、どうぞ
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