大徳寺のそばにあるつまみ細工の髪飾りや、昭和初期の趣漂う古布をつかったオリジナル和小物などのお店「おはりばこ」。ミモロは、そこで、初めてのつまみ細工に挑戦します。
大正時代の町家を改装したお店の2階は、太い梁が見える、まるで屋根裏部屋のような造り。窓には、大徳寺の木々が秋色に染まっています。そこでミモロは、教えて下さる先生を座布団に座って待つことに…。
「こんにちはー。ミモロちゃんは、つまみ細工初めてですか?」「ハイ…」ちょっと自信なさげに小さな声で。
「大丈夫、誰でもできますよ」
やさしい笑顔の先生は、ここのお店の方。約1時間ほどの体験教室が始まりました。
作るのは、カワイイ花が1輪ついたかんざしです。
まずは、かんざしの布選びから。「どれにしようかな?」3センチ四方に裁断された布を5枚選びます。
ミモロは、赤と黄色の布を花びらに。そして葉っぱの緑の布を選びました。
次に、プラスチックの透明な板の上に、ボンドを広げます。「四角の枠の中に塗ってくださいねー」
「こんな感じでいいのかな?」
それを平らに伸ばします。
次は、いよいよ花びらづくり。
四角の布をピンセットを使い、三角に。さらに三角の中央を挟んで、2つの端を中央に折ります。布の端を切りそろえ、それにボンドを付けたら、前にボンドを広げたプラスチックの板の上に。
その作業を繰り返します。
「ハイ、これで花びらができました。次ぎに葉っぱを作ったら、花の形に組み合わせます」「ハーイ」
ミモロは、手伝っていただきながら、真剣に作業を進めます。
「最後に、花芯をお花の真ん中に付けましょうね」
「ちょっと押さえてください」「ギュー」
花かんざしの下に、ヒラヒラ揺れる飾りをプラスします。「どれがいい?」
「ハイ、できましたー」「わーやったー!」 大喜びのミモロ。ご指導ありがとうございました。
ミモロ特製の花かんざしの出来上がり。
「ジャーン」ミモロは、なんと振袖に着替えて登場。なかなかお似合い…。
せっかく振袖姿になったので、ミモロは、またいろいろ飾りを付けて…。
「アラかわいいー」和服姿がすてきな、ご店主の奥様の北井香里さん。
「つまみ細工の飾りをつけると、お顔がいっそう華やかにかわいらしく見えますよ。花かんざしなどは、七五三や成人式、結婚式などの髪飾りとして人気ですが、クリップになっているものもあって、帯や帯締めなどに ちょっとあしらうと、いっそうオシャレになってステキですよ」と。
(モデル:ミモロ)
ミモロの場合は、かなり帯を小さいのですが、大人のふくら雀などなら、アクセサリー感覚で楽しめます。
「おはりばこ」では、オーダーメイドで花かんざしのお誂えも可能。また七五三のお子さんのために、アンティーク着物でのプロカメラマンにより写真撮影も評判です。
ぜひ、京都に来たら、花かんざしづくりにチャレンジしてみてはいかがですか?修学旅行などでも、ぜひおすすめ。京都の素敵な思い出になります。
*詳しくは、「おはりばこ」のホームページで。
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