春の陽射しが感じられるようになった京都。「気持ちいい日だから、お散歩しよう…」とミモロは、久しぶりに京都の中心部にある「京都御苑」を訪れました。

広~い「京都御苑」…中の移動は、歩くか、自転車以外ありません。毎年、「葵祭」「時代祭」の行列が進む道を、ひたすらトコトコ歩きます。
目指すは、御苑の西側、「蛤御門」(はまぐりごもん)のそばの梅園です。
「あんまり、まだ咲いてない…」

梅の開花は、まだチラホラという感じですが、それだけに、咲いている花を見つけると、感激もいっそう。

花は、まだあまり咲いていなくても、あたりには、風にのって、甘い梅の香が漂ってきます。


クンクン…ミモロは、鼻をピクピクさせて、その春の香りを吸いこんでいます。
まだ、あまり咲いていないといっても、梅の花は、それなりに楽しめる「京都御苑」


「あ、ここにも咲いてる…・」


さまざまな種類の梅が、野原のような場所に植わっています。のどかな春を楽しむには、絶好の場所。

梅の花を求めて、梅園の中を歩き回ります。

「あ、ここにも…」上を見上げると、ピンク色の梅。


まだ満開ではないけれど、地面にも草の芽が息吹き始め、柔らかい緑の絨毯の上を歩いているような心地に…。

「この草のところにも、もうすぐタンポポやスミレが咲くんだよね~」と、春に何度かすでに訪れているミモロ。よく知っています。
京都の梅の名所と言えば、「北野天満宮」「城南宮」「梅宮大社」などが、広い立派な梅園をもち、この時期、多くの人で賑わうところ。
おそらく京都の町中での梅園といえば、ここ「京都御苑」が一番大きいようです。

ここの梅園の特徴は、中に小川があり、自然な雰囲気の中で、梅を見られること。もちろん拝観料もいりません。

「こののどかさが好きなんだ~」とミモロが、のんびり梅を見ていると…
「あ、もしかしてミモロちゃん…いつもブログ見てます。わ~実物に会えてうれしい…」と、近くに仕事場があるという可愛らしいOLさんに声をかけられました。「え~ホント?うれしいなぁ~」とミモロ。一緒に記念撮影も…。
町を歩いていて、ときどき声をかけられるミモロ。そのたびにうれしく…1日、上機嫌…。
「またね~」と言って、手を振りお別れしたミモロは、「さぁ、そろそろおうちに戻らなくちゃ…」と、再び、トコトコと広い御苑から外に出られる門を求め、歩き出しました。

「京都御苑」では、梅に続き、桃…そして桜が、時を追うように咲いてゆきます。
*観光のポイント 拝観時間を気にせず、訪れることができる「京都御苑」は、早朝のお散歩にピッタリの場所。ただ周囲4キロという広大な場所だけに、一度入ると、戻るのに時間がかかります。時間の余裕も持ってお出かけを…。砂利道が多いので、歩きやすい靴で…。(ハイヒールは不向き)。

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