京都の観光名所、清水、八坂エリアは、いつも多くの観光客が賑わう場所。八坂の塔が見える東大路からの石畳の坂道、八坂通は、京風情があふれる通りです。おみやげ物や飲食店などが、軒を連ねる中に、「京ゆば工房」があります。
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ここは、目の前で引き上げる出来立てアツアツの生湯葉が味わえるお店。1皿200円で手軽に食べられる生湯葉は、観光客に大人気。次々にお客さんが訪れて、お店を営む香月一家は、座る暇もないほどの忙しさ。
「だって、ホント美味しんだもの…」ミモロは、息子さんの大河君に手伝ってもらって引き上げた湯葉に、特製七味の「ミモロスペシャル」を振り掛けていただきました。甘い湯葉の味とピリッと山椒の味の絶妙な調和…。まさに京都らしい味わいです。
さて、生ゆばを食べたミモロは、ご主人の香月さんに、湯葉の仕込みを見せていただくことに…。
「ミモロちゃん、危ないから少し離れてて…」と香月さん。
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ミモロは、作業するそばで、じっと見つめています。
湯葉が生まれる豆乳づくりは、豆腐作りでにがりを入れるところまで同じです。
一昼夜、水に漬け、水分をたっぷり含んだ大豆を使います。
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「この機械の中で、大豆がなめらかな状態になるんだって~」ミモロは、興味津々で機械を見ています。
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「わ~出てきた…」白いヨーグルトのようになった大豆。これを加熱して、豆乳を作ります。
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豆腐は、ここににがりを入れて固めますが、湯葉はそのままの豆乳を、表面積の広い平らな什器にいれ、表面にできる膜をすくいあげるのです。
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お店では、お客様の注文を受けてから、湯葉を引き上げます。「だから出来立て~アツアツなんだよね~」とミモロ。
また、お客様の注文がひと段落した時は、乾燥用の湯葉づくりをしています。
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お箸で、そっと引き上げられた湯葉は、そのまま乾燥しやすいよう、干されます。
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「京ゆば工房」では、1階で引き上げた湯葉を、エレベーターで、2階へ移動。
ミモロは、特別に2階を見学させていただくことに…。
「わ~湯葉がいっぱい…」
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「昔は、外で乾燥させていたようですが、やはりほこりが気になるので、うちでは、室内で乾燥させています」と。
「うん、交通量が多い、東大路のそばだし、観光客も多くて、確かにほこり気になるかも…」とミモロ。
吊るされて乾燥した湯葉は、適度な大きさにカットされ、さらにすのこの上で、十分に水分を取り去ります。
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「なんか蚕棚みたい…」
すのこにカットした湯葉を並べる作業も、小学生の大河君はお手伝い…。
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「なんかこのままパリパリって食べたくなっちゃう~」
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お店で売られる生ゆばは、家でそのまま醤油などをかけていただきます。
「生湯葉は、鍋に入れると、溶けてしまうので、そのまま食べてください。鍋や煮物に合うのは、乾燥湯葉で、水でふやかしてから、鍋に入れると、溶けません。うどんや蕎麦にも合いますよ…」と。
京都の家庭には、常備品として乾燥湯葉が…。京料理には、欠かせない食材のひとつです。
「おうどんね~。いいかも…さっそくやってみよう~」と。
「ここの豆乳も美味しかった~。また買いに来ま~す。見学させてくださって、ありがとうございました」とお礼を言って、お店を後にしたミモロです。
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*「京ゆば工房」京都市東山区玉水町71-8 075-531-8999 平日10:00~17:00頃、土曜・日曜・11:00~18:00頃、不定休 出来立ての引き上げ湯葉は、平日11:00~13:30頃、土曜・日曜12:00~15:00ごろ食べられます。ほかの時間は、おさしみ湯葉を・・1皿200円
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