ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

二条城前の「まちやDINING TEM-PU」。ランチの人気は天ぷらバイキング

2018-05-26 | グルメ

5月のある夜。ミモロは、久しぶりにお友達との食事会に出かけました。向かったのは、二条城の東正面に位置する「まちやDINING TEM-PU」です。
  
カウンターとテーブル席がある店内。築100年の町家を改装し、坪庭など京都らしい趣を漂わすお店です。京都の観光名所のひとつ世界文化遺産「二条城」のそばとあって、昼間は、多くの外国人観光客が訪れるそう。
外国人観光客に人気の日本料理天ぷらをメインにしたランチは、いろいろな天ぷらが味わえる「天ぷらバイキング」2000円をはじめ、天丼など、いずれも観光客の好みにピッタリ。好きな天ぷらを注文しないでも食べられるバイキングは、外国人観光客にとってうれしいこと。

「なるほどね~。思い切り天ぷら食べられるんだ~。今度、ランチにも来てみようかな~」とミモロ。
  

このお店の店主であり、料理人の大橋俊哉さん(写真向かって左)は、以前、京都市内の料理屋さんで腕を振るった方。
日本料理だけでなく、いろいろな創作料理もお得意です。

さて、この日は、お友達といっしょにテーブルを囲みます。
「これ鯛の茶碗むしだって~」
「美味しいね~」とお友達との会話も上の空で、食べることに夢中のミモロです。

おまかせ料理であらかじめお願いしていたこの日の宴。次々に料理がテーブルに・・・
 
ホタルイカや筍のカルパッチョ、マグロや鯛のお造りなど、魚好きのネコのミモロにとって大好物が並びます。

「ミモロちゃん、元気だった?どうしてたの?」とお友達。「うん、元気だよ~。いろいろなところに取材に出かけて、結構忙しかったの」とミモロ。大好きなお友達との食事会は、本当に楽しいひととき。みんな京都で活躍する人たちです。

それからもまだまだ料理が運ばれます。
  
蛤のお吸い物、特別製のホタルイカのお寿司、さらにハンバーグも。「わ~みんなミモロの大好物ばっかり!うれしい」

そしてお店自慢の天ぷらも…「ふ~お腹いっぱいになってきた~」とポッコリ膨れたお腹をさするミモロです。
ここでお腹いっぱいになっていては、〆の料理が食べられません。
「きゃ~鯛めしだ~」体をゆすってお腹にスペースを作ろうとするミモロです。
「食べきれない場合は、おにぎりにしますから、安心してください」とご店主。「よかった~」とホッとするミモロ。どうしても食べたいので、一口いただき、後はおにぎりにしてもらい、お家でいただくことに。

「これは別腹・・・」と柚のシャーベットを。
「ここのポン酢すごく美味しいの~」と特別に瓶詰にしてもらい、お土産に。

「楽しかったね~」と、夜11時近くまで持ちあがった食事会。「ミモロちゃん、また遊ぼうね~」「うん、絶対ね!」と。
帰りの地下鉄では、お腹いっぱいのミモロは、夢の中。時々ムニャムニャと…きっと楽しい夜の続きを夢で見ているのかも。

*「まちやDINING TEM-PU」京都市中京区東堀川通御池上ル押堀町27-1  075-708-2808 昼11:30~15:00 夜17:00~22:00 

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新緑まぶしい「大徳寺 黄梅院」。27日まで春の特別公開。

2018-05-25 | 寺社仏閣

ある日、ミモロは、お使いで紫野大徳寺へ向かいました。ご用事を無事に納めると、「まだ、時間あるからお散歩しよう」と、広い「大徳寺」の敷地内をトコトコ歩きだしました。臨済宗大徳寺派の大本山で、広大な敷地内には、20を数える塔頭が並びます。

その多くが、通常非公開で、春と秋など特別公開が行われます。「あ、もうすぐ春の特別公開終わっちゃうんだ~」と、歩きながら思いだしたミモロは、「ここ、27日までだって~。前に行ったことあったかなぁ~」といいながら、看板に誘われて「黄梅院」を拝観することに。

 
門のところから中を覗くと、そこは緑の世界が広がっています。


「うわ~なんかすごく素敵~」。この日は、小雨模様の日。一面を覆う苔がいっそうイキイキと感じられます。


ミモロは、雨でしっとりと濡れている石畳の上をゆっくり進みます。


枝を伸ばす木々も、雨を含み、葉の緑は、みずみずしく感じます。


ここ「黄梅院」は、永禄5年(1562)織田信長が、上洛した折、父、信秀の追善菩提のために普請を命じ、建立した小庵が、そのはじまりです。信長亡き後、秀吉は、ここにも築を加え、さらに時代が経て、小早川隆景普請奉行のもと改築され、現在の姿へと続きます。

ここは、小早川隆景、蒲生氏郷の墓所として、また毛利元就家一門の霊所としても知られます。

「本当に、心落ち着くね~」とミモロは、新緑と苔の美しさに見惚れます。


撮影が許されたのは、拝観受付までのお庭ですが、公開されているのは、利休66歳の時に作庭した、ひょうたん池のある「直中庭」、白砂がまぶしい本堂前の「破頭庭」、日本に現存する最古の禅宗寺院の庫裏など、見どころがいろいろ。

「わ~こんなに広いと思わなかった~」と中に進んだミモロはビックリ。

それぞれの見どころでは、ガイドの方が詳しい説明をしてくださいます。

「ここは紅葉が見事です。秋は、それは大勢の人がいらっしゃるんですよ~」とガイドさん。「でも、今のような新緑の時も本当に素晴らしく、しかも人が少ないので、静かにゆっくり過ごしていただけます」と。

「ホント、すごく静か~。お庭独り占めできちゃう~」とミモロは、庭を望む縁に座り、しばらくの間、じっとに静かに過ごすことができました。

特別公開は、5月27日まで、ぜひ訪れてはいかがでしょ!


「感激しちゃった~」というミモロ。
「来てよかった~」 


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三条会商店街の「らん布袋」でのランチ。茶道家ランディー・チャネル宗榮さんのお店

2018-05-24 | グルメ

ある日、ミモロは、三条会商店街に出かけました。ここは京都でも長~い商店街で、堀川通から千本通までの間、800mあるといわれます。商店街の公園のそばに「らん布袋」というカフェがあります。以前もミモロは出かけたことがあるところです。
「今日は、ランチするんだ~」と。
 
「こんにちは~」とお店の中へ。「ミモロちゃん、いらっしゃいませ~」と笑顔で迎えてくれたのは、茶道家のランディー・チャネル宗榮さんと栗山さん。お二人ともミモロのお友達です。

「今日は、ランチに来たの~ランディーさんのカレーお願いします」とミモロ。
すでにカレーを食べると決めていたミモロ。「だって美味しいって、FBのお友達が言ってたんだもの~」と。

「どうぞ好きなことに座ってください~」といわれ、「どこにしようかな~」と店の中を見回します。
ここは、明治時代に建てられた町家を改装し、大正ロマンとアールデコをイメージした雰囲気になっています。
 

ミモロは、店の奥の庭に面したテーブルへ。
「ここ素敵なお席・・・お庭見ながらランチするんだ~」と。

しばらくして「はい、どうぞ~」とミモロの前に、カレーとナンが運ばれました。


「いい匂い~。いただきま~す」

コトコトと時間をかけて煮詰めたカレー。さまざまなスパイスが絶妙な味わいを作っています。

「ランディーさんって、お料理も上手なんだ~」とミモロ。「そうね!得意!」とランディーさん。


裏千家の茶道家として、京都各所でお茶会などを開き、多くの人にお茶のすばらしさを伝えています。その活動は、今や京都だけでなく全国に・・・。

「ミモロちゃんもお茶好きでしょ?」と栗山さん。「うん。お菓子食べられるし・・・」京都では、すでに何度もお茶会に出席しているミモロです。

このお店の2階は、お茶のお稽古などができるスペース。毎週火曜日と日曜日には、茶道教室が行われ、さらに観光で訪れた人も参加できる立礼式の茶道体験も受け付けています。

また、フラワーアレンジメントや篆刻のお教室も開催中です。

「落語や音楽会なんかもするんだって~」とミモロは興味を抱いています。

今年は「らん布袋」の11周年。それを記念して、6月8日の夜19時から、ランディーさん手づくりの料理が食べ放題、飲み放題(3000円)の[ありがとう11周年 感謝しnight」が開催されます。ぜひ、楽しい夜を…

「きっと美味しいお料理がいっぱい食べられるよ」とミモロ。

*「らん布袋」の詳しい情報はホームページで




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ちょこっと東京旅。建設中の国立競技場。青山、表参道のお散歩

2018-05-23 | 東京

「おはよう~」とミモロが目覚めたのは、東京青山のホテルです。
朝ごはんは青山通でいただきます。
週末、東京に来たミモロ。日曜日の朝は、青山外苑のお散歩に出かけます。
「ここ大好き~」
銀座線「外苑前駅」のそばから続く「明治神宮外苑」のイチョウ並木。ミモロのお気に入りの場所のひとつです。
「気持ちいいね~」
東京は、実は緑が多い都市。特に「皇居」周辺は、散歩やランニングに人気のエリア。

日曜日のこの日、外苑には、子供連れの人たちが列を作っていました。「なんだろ?」とミモロ。
「自転車の乗り方教室だって~」
日曜日には、交通規制が行われ、車の乗り入れが制限された道を使って、さまざまなイベントが開催されますが、これもそのひとつ?子供のための自転車の乗り方を指導するイベントです。

ミモロは、そこからさらに進みます。
 
「あ、ずいぶん建設進んでる~」と驚くのは、2020年の東京オリンピックのメイン会場となる「国立競技場」です。

以前訪れたときは、1964年に建てられたスタジアムを解体し、更地になっていました。すでに外観のほとんどは出来上がり、これから観客席など内部の建設が進むのだそう。「さすが日本、建設計画、着実に進んでる~」。

そのそばにある「神宮球場」では、「六大学野球」が開催されています。
 
「東京って、来るたびに変わってる~。すごいね~」とすっかりおのぼりさん感覚のミモロです。


ミモロが東京で楽しみにするのは、ウィンドウショッピング。青山外苑からトコトコ表参道まで歩きます。
  
ファッションの町、原宿に続く表参道。並木が影を作るおしゃれなストリート。

「わ~素敵なものがいろいろある~」と、ブランドショップなどを覗くミモロ。

「ここ表参道ヒルズ~。ここにも入っちゃおう~」と中へ。
 
らせん状のスロープが続く館内は、一番上の階からスロープ沿いに歩いて、のんびりお買い物ができるようになっています。いろいろなお店を覗くミモロですが、残念ながらミモロに合うようなファッションは見つかりません。
「これが好き~」とそこで唯一気に入ったのは、シュタイフのテディベア。

なにもお買い物できなかったけれど、ただ町を歩くだけで楽しいのが、青山や表参道エリアなのです。

外国人観光客も多く訪れるエリアですが、実は、このエリアは、大通のそばに広がる住宅地の中の散策が面白い…。
次回は、そこにも行きましょうね~。

*こぼれ話・・・青山エリアは、私が高校時代を過ごした場所。神宮外苑は、体育の授業でのランニングコース。また並木はデートコースのひとつです。体育祭や文化祭の後は、みんなで青山通りを歩いて、渋谷で遊びました。当時、日本に入り始めたハンバーガーショップなどにもよく通ったもの。都立高校だったので、制服がなく、みんな自由なスタイル。男の子の長髪や女の子のミニスカートの時代です。過ぎさった時間・・町は変化しても、なぜか今も、同じような匂いがします。ここは、私の故郷・・・。大人になってからは、このエリアに20年住みました。一番長く暮らした町が青山エリア。京都に暮らして7年。今や3番目に長く住む場所になりました。(2番目は目黒です)いつか京都が1番になるのかなぁ~


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緑のお庭でのんびり・・・「安楽寺」の春の公開。5月26,27日まで

2018-05-22 | 寺社仏閣

鹿ヶ谷の「安楽寺」に来ているミモロ。いよいよ春の特別公開期間もラストになります。「5月26日と27日は公開してるんだって~」。浄土宗のこのお寺には、昨日お話したような歴史的な物語があります。

ミモロは、本堂で、そのお話を伺った後、さらにお寺の奥へ。
「うわ~きれい~」

お座敷に面して広がる日本庭園。ツツジや桜などの木々が目の前に新緑の世界を展開させています。

春は、桜、そしてツツジ、秋は紅葉の見事さで知られる「安楽寺」。「特別公開の時しか見られないんだよね~」とミモロ。
大勢の観光客や修学旅行生が訪れる銀閣寺、そして哲学の道。団体のバスが来ないこのエリアは、さすがに週末でもそれほど混雑していません。
「静かだよね~」と庭を眺めながらミモロは、心を落ち着かせます。お庭は、その景色のすばらしさを楽しむと同時に、人が少なければ、ゆっくり眺めながら、自分の心を鎮めるのにおすすめの場所。
「風の音がする~。時々鳥の声もするね~」と、耳を澄ませながら、周囲の音を感じます。
「あ、新緑の香りもするね~」次第に研ぎ澄まされる五感。家から自転車で、こんな場所に来られるのも京都の魅力。

「これ変わったカボチャ~」御朱印受付のところに貼られた写真には、瓢箪のような形のカボチャが…。これは「鹿ヶ谷カボチャ」です。なんでも寛政年間、京都の粟田に住んでいた人が青森に旅に出て、そのお土産に持ち帰ったカボチャの種を鹿ヶ谷に住む人にプレゼントし、その人が栽培したところ突然変異で瓢箪の形になったのだとか。

「不思議だね~突然変異のカボチャが、それ以来ずっと栽培されてるんだ~」

7月25日には毎年9時~15時まで「カボチャ供養」で、参拝者は煮炊きしたカボチャをいただくことができます。「中風にならないんだって~。この日にまた来なくちゃ~」とミモロ。そのころは「祇園祭」の山鉾巡行が行われる次の日。「もうすぐそんな季節になるんだね」としみじみ。


「あの楓も珍しいんですよ」とお寺の方。中庭にある楓は、1本の木で2種類の葉の色をしています。

「紅葉の時、どんなになるか見に来よう~」とミモロの興味をそそる楓です。

さて、境内を歩くと、その一角に「くさの地蔵」のお堂があります。

古くから皮膚病や腫瘍平癒のご利益があるといわれ崇敬されているお地蔵さま。平成3年の解体修理で木造の地蔵尊が、鎌倉時代の慶派の仏師の作と判明しました。
お堂には、ひしゃくが奉納されています。ひしゃくは、北斗七星にも通じ、神聖なものとして崇められているもの。お堂の随所に北斗七星の意匠が見られます。
「なんでお地蔵さまと北斗七星が一緒なの?」とミモロ。う~よくわかりません。今度伺いましょうね。
「皮膚病なんかにご利益があるってことは、シミや皺にもご利益あるのかもね~。アンチエイジングにもいいかも…」とミモロ。う~そこまでご利益拡大解釈しますかね~?

お堂の前に、可愛らしいお像。「あうん」の形になっています。

また小さなものは、お地蔵さまを象ったお守りです。

さらにそばで「地蔵もち」が置かれています。「試食どうぞ~」といわれ、さっそく・・・。
 
クルミの味わいが広がるお餅で、料理家の三田清美さんが作っていらっしゃいます。

「これなんだろ?」境内に見つけた石碑。
いろいろな動物のイラストが描かれています。「これ動物たちの慰霊碑かな?」家族の一員として愛された動物たちを供養する石碑です。ミモロも静かに手を合わせます。「ミモロはここに入れないね~」とポツリ。大丈夫、ミモロはある意味で不死身だから…。死ぬまで、ずっと一緒だからね~。「うん、ずっと一緒だよ~」と抱き着くミモロでした。

静かな時が流れる「安楽寺」。

毎月2日には、「地蔵縁日」が10時~16時に開催。
「また来ようね~」と再び新緑の哲学の道へと戻るミモロでした。


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