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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

明智光秀の念持仏と重文の「正親町天皇女房奉書」の特別公開「蘆山寺」にて11月30日まで

2020-09-15 | 寺社仏閣

9月になって、秋の風を感じるようになったころ、ミモロは、「京都御苑」の東側の寺町通にある「蘆山寺」に向かいました。

ここは、正式には、「廬山天台講寺」という天台圓浄宗の大本山で、天慶年間(938)、比叡山第18世座主の元三大師が船岡山の南に開いた興願金剛院に始まり、その後、出雲路にあった蘆山寺と南北朝時代に統合し、「廬山天台講寺」となります。現在の場所には、天正元年(1573)に移転しました。

今年、特別に公開されているのは、明智光秀にまつわる「念持仏」などです。
 

さて、「蘆山寺」は、節分会の鬼おどりでも有名。「ミモロ、鬼さん見に来たことある~豆まきもするんだよね~」と、その時のことを思い出します。

また、この場所は、紫式部の暮らした場所。もともと彼女のひいおじい様の藤原兼輔が建てた邸宅があり、ここで育ち、結婚生活を送り、娘を産み育てた場所でもあります。「源氏物語」のほとんどは、ここで執筆されたそう。
「京都御所のそばだから、ここから通ってたのかなぁ~。近所でいいね~」とミモロ。いいえ、当時の御所は、今より、もっと西にあったはず…。
お庭には、紫式部の邸宅址という碑も立てられています。


境内には、紫式部の歌碑が訪れる人を迎えます。
 

さぁ、中に進みましょう。

現在の建物は、寛政6年(1794)に光格天皇が、仙洞御所の一部を移築したもの。

「あ、お庭…」とミモロは、廊下を真っすぐに進みました。

そこは、違うの…こっちね~

「あ、そうなんだ~間違えちゃった~」と慌てて別の廊下へ。

「わ~キレイなお庭~」

「源氏庭」という平安朝の庭園を表現した白砂と苔によるお庭で、そこには、6月から9月ごろまで、桔梗が紫色の花を添えます。
 
「わ~いい気持ち~」お庭を拝見しながら、ミモロは深呼吸。桔梗の花を秋の風が揺らします。

さぁ、特別公開されているものを拝見しましょう。
それは本堂に…


まずは、明智光秀の念持仏である地蔵菩薩坐像を参拝。まるで洞窟のような厨子に、不動明王立像と毘沙門天立像を左右に配された三尊像です。

光秀は、出陣の折に、地蔵菩薩像を伴われ、陣中にて、拝んでいたとか…。
戦いの場が多かった光秀の心を安らげた地蔵菩薩様なのでしょう。「光秀を守ってくれてたんだね」とミモロ。
「でも、なんでここにあるんだろ?」と首をかしげます。お寺の受付にいらした方に、そこのところを伺うと、「このお寺とは、ご縁があったので、お預けになったそうですよ~」とのこと。
「本能寺に持っていかないで、なんでここに預けたのかなぁ~。え~なんで~」とミモロの疑問は解決されませんでした。

さて、もうひとつは、「正親町天皇女房奉書」という重要文化財の書簡です。

これは、光秀に正親町天皇が「蘆山寺を焼き討ちしないように」と求めた書状。この時、光秀は、信長の命令で、比叡山の焼き討ちをしたところでした。この書状により、蘆山寺は、その時の焼き討ちを免れます。

さぁ、そろそろ16時だから、拝観終了時間ですよ。
ミモロは、お寺の受付に、ご朱印とコロナ退散祈願をした金平糖を見つけました。
  


そもそもここは、元三大師が創建されたお寺。「比叡山の横川に元三大師のお寺あったのよね~」とミモロ。そう、おみくじの原型を作られ、また厄払いの「角大師」のお札でも知られます。
 

「急いでお暇しなくちゃ~」そう、すでに16時。ミモロが最後の参拝者…その後、すぐにお寺の門は閉じられました。

*「蘆山寺」の詳しい情報はホームページで


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[岡崎公園」で毎月第2土曜日に開催される「平安楽市」。密を考慮したブースの配置など

2020-09-14 | イベント

「久しぶりに見に行こう~」とミモロは、岡崎公園で開催された手作り市「平安楽市」に出かけました。

入り口で、アルコール消毒をしてから、会場内を巡ります。
 

京都在住のものづくりの人たちやアーティストなどが出店しています。
コロナ禍の今は、出店数を限定し、密になることを抑えています。

「でも、結構、いろんなお店あるね~」とミモロはキョロキョロ。そんな中で足を止めたのは、陶器のお店です。
 
「なんか使いやすそうな器だね~価格もお手頃だし~」と棚に並ぶ品々を見てゆきます。

「このお茶碗いいかも~」と熱心に見るミモロ。


さて、この器の作者は、「現代陶芸研究所」を主宰する辻横常久さん。

京都の洛北、静市に窯を持ち、作陶なさっているそう。陶芸教室で学び、その後、ご自分の窯を持ち、手作り市に出店するまでに腕を磨かれたそう。

粉引の器をベースに、さまざまな器づくりをされています。
 
「料理を作りたくなる器」づくりが、お得意です。

「え~と、他にも、面白そうなお店ないかなぁ~」とさらにキョロキョロ。

「あ、ここなんだろ?」とお店のテーブルにジャンプしたミモロ。


そこには、小さなパンがいろいろ。「ミモロサイズのパンかな?美味しそう~」と。


「あ、それは食べちゃだめですよ~」と声を掛けたのは、このブースの主催者の「CAFE UCHI]という修学院のカフェの方。

「え~そうなの?」と、小さなパンを見つめるミモロ。


実は、この小さなパンは、本物のパンの素材を使ったミニチュアサイズのパンを焼いて、表面加工を施し、アクセサリーなどに加工したもの。

「ホント、硬い~これじゃ食べれないね~。でも、いろんなアクセサリーすごくかわいい~」とミモロ。


修学院のカフェでは、手こねパンが味わえます。[オシャレなカフェみたい~今度行ってみよう~」とミモロ。

そして、そのお隣のブースは、以前もミモロがお邪魔したことがあるバービー人形のお洋服のお店。

「いいなぁ~バービーちゃん、いろんなお洋服が着られて…ミモロもこういうの欲しいなぁ~。少し痩せれば着られるかな…」
う~どうみても、バービーちゃんとミモロは体形が違いすぎると思うけど…痩せても無理かも…「そう?」とあまり気にしていないミモロ。

今は、バービー人形の洋服だけでなく、マスクをいろいろ作っているそう。


「バービーちゃんのマスクもあるんだ~」。ミモロもバービーちゃんも今はマスク着用。外出時には、欠かせないマスクです。


ここでご紹介したお店は、毎月第4日曜日の「上賀茂手作り市」にも出店の予定とか。
ぜひ、覗いてみてはいかがでしょ。


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13日、本日まで東山岡崎の「京都府立図書館」で開催。「府庁周辺の桃山文化」の資料展示

2020-09-13 | イベント

「まだ夏見たい~暑い~」と汗を拭きふきやってきたのは、東山岡崎の「京都府立図書館」です。
  
本を借りに来たミモロですが、入口で「府立周辺の桃山文化」という資料展示を行っていることを知り、2階の展示スペースに向かいました。

「ここだ~」展示スペースには、ミモロ以外、見学者の姿はありません。
 

まず、入口付近のガラスケースの展示を拝見。

この資料展示は、「公益法人 京都府埋蔵文化財調査研究センター」によるもの。
なんでも、「京都府の歴史と文化を解明し、埋蔵文化財などの歴史的遺産を後世に伝えていくとともに、埋蔵文化財の調査研究体制の整備充実を図ることを目的として、昭和56年に京都府によって設立されました」とのこと。

京都では、国や京都府などが実施する公共工事が遺跡のある場所で実施される場合、それに先立ち、京都府教育委員会の指導に基づき、埋蔵文化財の発掘調査を行います。

今回、ここに展示されたのは、府庁周辺などの遺跡調査で発掘されたものです。
「これ屋根の瓦…?」いろんな文様が見えるね…なんか金色の部分も残ってるってことは、金ぴかの屋根だったのかなぁ~」とミモロ。
 

「これ、大名屋敷の瓦だって~」そこでは、徳川家や前田家の屋敷に使われた瓦や、伏見城下の毛利家屋敷の金箔瓦などが見られます。
 

その隣りの展示ケースに並ぶのは、欠けた器…「なんかすごく趣ある器だね~」とミモロ。
 

これらの器は、桃山時代のものだそう。茶器なども発掘されたことで、この辺りに住んだ豪商たちが茶の湯を楽しんでいたことを物語っているそう。
 
今見ても、素敵な器です。

さて、展示スペースの反対側には、古い家具が置かれていました。
 
府立図書館に受け継がれた家具です。日本で2番目に歴史あると言われ、公立の公開図書閲覧施設としては、最初となるのが「京都府立図書館」です。
「これなんだろ?」とミモロが興味を持ったのは、火鉢のようなテーブル。

ここで暖を取ったのでしょう。「焼肉のテーブルかと思った~」とミモロ。

小規模な資料展示でしたが、じっくり見るとなかなか…
「今日までなんだって~」東山岡崎に行ったら、ちょっと立ち寄ってはいかがでしょ。





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パワースポットの「車折神社」。境内の社を参拝。金運と美しさを備えた人生を「弁天神社」など

2020-09-12 | パワースポット

京都でも有名なパワースポット「車折神社」に来ているミモロ。境内には、いろいろなご利益のある社があり、そこを次々に参拝してゆきます。


「ここは、絶対お詣りしなくちゃ~」と向かったのは、「弁天神社」です。

「金銀財宝」や「幸福」を授けてくださる女神様、市杵島姫命をご祭神にお祀りする社。

お美しい弁天さまにあやかり、「金満美麗」のご利益が…。女の子のミモロとしては、あやかりたいもの。
「どうしよう~美しい~って言われるようになったら…」と、ミモロには今まであまり縁がない「美しい」という言葉。
え~今のまま、「可愛い~」で充分でしょ…。「まぁね~」と鼻を膨らますミモロです。

お守りもすてき…

こちらは「清少納言社」。そもそも清少納言は、「車折神社」のご祭神である清原頼業公の一族。

「枕草子」を執筆した平安時代の才女です。それにあやかり、「才色兼備」のご利益が…

「文章、もっと上手に書けるようになりますように…」と祈ります。

ビジネスマンには欠かせないのが「本殿」の北側にある「八百万神社」です。あらゆる神様をお祀りし、神様のネットワークで人脈の拡大にご利益があるそう…。
 
男性の参拝者も多い神社です。

「たくさんお願いする社あるね~。まだまだあるけど、今日はここまでにしよう~」とミモロ。次に興味をもったのは、おみくじ…

番号の串を引いて、その番号の紙を頂きます。
「あ、こっちの面白そうだよ~」というのは、100円を投入すると神職さんが、おみくじを引いてくれるというもの。「面白い~」からくり人形のおみくじです。

おみくじを引いた外国のお友達に、内容を説明するミモロ。「今より今後がすごくよくなるって…」

それを近くの紐に結びます。


社務所には、いろいろなお札やお守りが…
「これ運気上昇の龍神様のストラップお守りだって~」と、お友達に見せてもらうミモロ。


入り口には、大きな金の打ち出の小槌  「お金ザクザクだね~」


さらに千両箱の中には、金運、美運をアップさせる弁天様の小判が…

「これ、欲しいなぁ~」とミモロ。う~まさに、ネコに小判の図。

「なんかすごくいろいろお詣りしちゃった~。たくさんパワー頂いたみたい…」と、うれしそうに境内を後にしたミモロ。

「また、お詣りに来ようね~」と…。本当に、またお詣りに行きたくなる神社です。

*「車折神社」の詳しい情報はホームページで


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京都で有名なパワースポット、嵐山の「車折神社」まずは、祈願のやり方をご紹介。

2020-09-11 | パワースポット

重陽祭に嵐山の「車折神社」を訪れたミモロ。「ここって、いろいろなお願いを叶えてくださるパワースポットとして有名なんだよね~」と。

そう、金運、良縁、学業の神様をお祀りする神社で、芸能神社は、境内にある別の神社なのだそう。

「どうやって、参拝したらいいのかな?」とミモロ。境内に「おすすめの参拝手順」の解説が…


それに従ってお詣りしましょう。
「え~とはじめは~手水舎で手と口をお清めするんだ~」


次に向かうのは、「清めの社」。そこで、悪い運気・因縁を浄化し、心身をリセット。


それから、社務所に行って、「祈念神石」を授与していただきます。


「黄色の袋に入ったお守りなんだ~」中には、小さな石が納められています。

それを持って、本殿にお願い事をします。「強く念じないとね~」とミモロ。

「そのお守りを、いつも持うようにするんだって~」

本殿に参拝した後、芸能・芸術関係者は、「芸能神社」に本殿でしたのと同じように参拝します。
 
ここは、日常における人気運の上昇にもご利益があるので、一般の人も参拝するといいそうです。
「人気運上昇は、絶対に外せない…」とさらに真剣にお願いするミモロ。

「これで、もっとみんなに愛されるレポーターになれるね!」



なんでもお願い事は、できるだけ具体的なことがいいそうです。

そしてお願いが叶ったら、自宅や海、川、山などで拾った石にお礼の言葉を書いて、本殿前に納めます。

「わ~たくさんの石が積まれてる…ということは、こんなにたくさんのお願い事が叶ったってことだね~」と。

その際、いつも身につけていた「祈念神石お守り」は、本殿脇の古いお守り返却箱にお返しします。

ミモロは、ここに参拝したのは、この日が初めて…「もっと早く参拝に来ればよかった~」と思うミモロ。
でも、訪れる時が、その人にとって、最適な時…「きっと神様が来ていいですよ~って、言ってくれたんだよね」と。

さぁ、他の社にも参拝しましょう。

*「車折神社」の詳しい情報はホームページで



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