ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」。まるでお寺で過ごすよう…機能的な客室などをご案内(2)

2020-09-20 | 宿・ホテル

9月28日にオープンする「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」。開業前に、ミモロが内部をご案内します。
ホテルのエントランスは、お寺の石の床を思わせるタイルが敷かれています。

オブジェのように「浄教寺」の旧本堂に使われていたものの姿も随所に見ることができます。

黒と白…まるで墨絵の世界を思わせる落ち着いた設えのロビー。毛筆のアート作品は、書の美意識を大胆に表現するアーティスト宮村弦さんの作品。
 

「あれ?こんなところにゾウさんがいる…」

壁面にモニュメントとして再利用されたのは、お寺に使われていた文政時代の木工彫刻の「木鼻」です。

「この横にあるQRコードを読み取ると、その詳しい説明が見れるんですよ」と、ホテルの方が教えてくれました。
 
「う、ここも美術館みたい…」。そう、ホテルの随所に「浄教寺」所蔵の品々が保存・展示され、それを見るのも楽しみに…。

「あれ~ロビーから本堂が見える」と驚くミモロ。
 
ロビーの壁の一部がガラス張りになっており、そこから非公開の本堂の中を拝見できます。ただし法要などの折は、閉じるので拝見はできません。
「なんかお寺に泊まるみたいだね~」と…まさにお寺と一体化したホテルです。

さぁ、ソーシャルディスタンスを守って、チェックインしましょ。
 

今回は、このホテルの総支配人とスタッフの方にお世話になりました。

「では、さっそく客室をご案内します」と言われ、後を追うミモロです。


全167室のホテルで、部屋の広さは、18.5㎡から27.8㎡。117室のモデレートツインというスタンダードタイプから…

障子のある窓辺のソファでひと休み

24㎡の客室は、「思ったより、ゆったりした感じ…このお部屋は、景色もいいなぁ~」

四条通がわかります。

「客室には、お茶をご用意してます」小さな冷蔵庫もついてます。


「洗面所がバスルームの外にあるんだ~」同室の人が、バスルームを使っていても、もう一人の人は、洗面所が使えます。

お寺の手水鉢からイメージされた洗面台です。

さて、バスルームは、脱衣室も兼ねたトイレスペース。その奥にシャワーブースがあります。
 
「あの~バスタブないんですか?」とミモロ。「はい、全室、バスタブはありません。大浴場でゆったりお湯を楽しんでください」とスタッフの方。

ほかの客室を覗くと…畳敷の和室のようなお部屋も。こちらは3室。

「ここは、小さなお子様連れの方にも、安心して過ごしていただけると思います」と。

また、7室あるのは3人用のトリプルルーム。「これグループ旅行に評判いいんだよね~」とミモロ。


各お部屋の心地よいタオルを持って、部屋着に着替えて、大浴場へ。
 
「え?この部屋着で、エレベーター乗って、大浴場に行ってもいいの?」と尋ねるミモロ。「はい、どうぞ~」
部屋着は、まるで作務衣のようなスタイル。「浴衣じゃ、このホテルの雰囲気に合わないかもね~」

さて、部屋のドアには、3枚のマグネットシールが…「起こさないで…」「部屋を清掃して…」というのは、わかりますが、「無事です」というサインがわかりません。「あの~これなんですか?」とミモロ。

「そのシールは、地震などが起きた時、お客様の無事を知らせていただくためのもので、ドアの外に貼ってください。それがないお部屋は、係の者がドアを開けさせていただき、内部の様子を確認するんです」と。耐震構造に優れたホテルですから、建物の崩壊は考えられません。「下敷きになるような家具もないと思うんだけど…」とミモロ。きっと使うことはないサインだと思われますが、それだけ安全に留意しているホテルということでしょう。

さぁ、次は、大浴場とお食事できるレストランへ向かいます。



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「寺院一体型ホテル」って何?京都の街中に9月28日に開業する「三井ガーデン京都河原町浄教寺」リポート(1)

2020-09-19 | 宿・ホテル

コロナ禍の状況にあっても、京都では、次の時代の訪れを目指し、次々にホテルが開業しています。そんな中に、四条河原町の高島屋の西側、寺町通沿いという、まさに京都の繁華街のど真ん中に、9月28日に「三井ガーデン京都河原町浄教寺」がオープンすることになりました。
 
ミモロは、開業に先立ち報道関係者の内覧会に京都のリポーターの一人(1匹)として招かれました。

すでに京都には、「三井ガーデンホテル」は、京都新町別邸、京都三条、京都四条、京都駅前と4軒あります。その中でも、今回オープンする「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」は、かなり個性的なホテルなのです。

まず、そこからお話しましょう。
ホテルが位置するのは、まさに「高島屋」の駐車場ビルの西側。ホテルの表示と共に、敷地内の入り口部分には、石塔と大きな灯篭が立っています。実は、ここは「浄教寺」というお寺の参道でもあるのです。
  

ミモロは、まずそのお寺に参拝することに…。「わ~すごい立派な本堂…」とミモロは、まばゆいばかりの本堂に。そこは町中にありながら、別世界が広がっていました。


さて、浄教寺は、正式には「多聞山鐙籠堂浄教寺」という浄土宗の寺院で、承安年間(1171年ごろ)に平清盛の長男、平重盛によって創建された歴史ある寺です。創建当時は、別の場所、寺町には、1591年の秀吉の寺社整理で移転しました。以来、この地で多くの檀家の人々の崇敬を集めてきました。

その後、火災などに見まわれましたが、本堂はその都度再建され、今回改修される前の本堂は、築200年を経過したもの。しかし、その老朽化は進み、耐震性にも不備があることから、再建を迫られることに。

このお寺の新たな時代を作ることを託されたのは、第44代住職となった光山公毅さんです。

ミモロは、ご住職にいろいろお尋ねしました。

光山さんは、東京生まれの東京育ち。ご実家は、文京区の浄土宗のお寺で、若い頃に僧としての修行をなさっていたそう。大学卒業後、しばらく銀行に勤務した経験も…縁あって、京都のお寺の住職になられました。

現在、京都のみならず全国の寺院で、建物の老朽化、後継者不在、檀家離れなどを理由に、閉山するお寺が増えていのだとか。実は、ここ「浄教寺」も後継者不在以外、同じような問題に直面していたのです。そこで、光山さんは、前住職をはじめ、檀家の人や、寺院再建の経験者などと議論を重ね、再建の道を探ります。再建に立ちはだかる最大の問題は、資金の調達。江戸時代のように豪商がポンと資金を寄付するという時代ではありません。お寺の運営で頼りにする檀家の数は、世代の移り変わりにより激減。

そこで境内である敷地の有効利用による資金調達を…。多くの寺院や神社が、敷地の一部を駐車場やマンション、ビルなどの建設により資金調達の前例は数知れませんが、光山さんたちが、思い描くのは、多くの人が参拝できるお寺であることが大前提だったのです。

そして、三井不動産と連携して、ホテル・寺院一体化建物の建設が行われることに…。
「マンションと違い、ホテルなら、多くの方がここを訪れることができます」と光山さん。
お寺は、ホテルからの賃料収入を、お寺の運営に当てることができ、より多くのことを地元へも還元できるようになります。

ついに、京都では、初の「寺院とホテルの一体化開発」が実現しました。
これは、単に、建物が一体化しているだけではなく、ホテルに宿泊する人には、通常非公開寺院である「浄教寺」の朝のおつとめへの参加をはじめ、ご朱印拝受という体験プログラムを用意、そしてホテル全体に漂うお寺をコンセプトにした設えなどの落ち着いた雰囲気が、心の平安をもたらすようになっています。

ホテルのことは、明日にお伝えすることにして、まずは、新しい本堂を拝見しましょう。

金色に輝く本堂は、極楽浄土を思わせるまばゆさ。その中央に、ご本尊の阿弥陀如来さまが人々を迎えてくださいます。

再建に関し、随所に旧本堂の木材なども再利用。耐震構造も施し、入口から高低差がないバリアフリーになっています。

天井には、美しい極彩色の絵も…


また、内陣の周囲には、このお寺の歴史を物語る貴重な品々が展示されています。

平家ゆかりの寺だけに、琵琶による「平家物語」の弾き語りも以前行われていたそう。

奥には、平重盛の像が…「美しいお顔立ち…」と見とれるミモロ。
 

ご本尊の裏側にも仏さま。


また壁面には、お寺に伝わる品々が展示されています。
 
「なんか博物館にいるみたい~」とミモロ。

参拝を終えて、さぁ、次は、ホテルの内部をご案内しましょう。

尚、「浄教寺」は、原則非公開寺院なので、ホテルの入り口までは行けても、その奥には、一般の人は進めません。あしからず‥・


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ミモロのおすすめランチ。790円で大満足の「すし定食」。梅小路京都西駅の「本家さんきゅう」

2020-09-18 | グルメ

「え~これで790円なの~お寿し10貫とアラの赤だしのお味噌汁もついてる~」と、そのコスパの良さに驚くミモロ。


お友達といっしょに「京都水族館」に行く前に・・・「お魚見る前に、お魚食べない?」と魚好きのネコのミモロは提案。
そこで向かったのは、「梅小路京都西駅」のそばにある「ホテルエミオン京都」にある「本家さんきゅう」というお寿司屋さんです。
 

以前、「笹屋伊織別邸」に来た時に、大勢の人が、店の前で待っていたお寿司屋さんで、とても気になっていたのです。
「京都市中央卸売市場のそばにあるから、もしかしてお魚美味しいのかも…」と勝手に想像しています。それは直接関係ないようです…

お店の前には、いろいろな品がサンプルで展示。どれもリーズナブルな価格です。

でも、その中で突出しているのが、ランチメニューのすし定食。「え~790円だって~」と、ミモロは興味津々.
「美味しいそう…」と。

お店では、すし職人さんがキビキビと働く姿が外から見えました。

「回転すしじゃないんだ~」あまり回転すしが得意でないミモロ。「選ぶの大変なんだもの~」と、いつも迷うため、オーダーに時間がかかるのでした。

「さんきゅう」寿司は、大阪、奈良などに店舗を展開するすしチェーンで、回転すしの店舗もあります。なんでも35年の実績があるお店だそう。
京都では、二条駅のBIVIの中にもあります。

12時というランチタイムに到着したミモロとお友達は、すでに大勢の人が待っているのを見て…「どうする?」とちょっと怯みますが…「お腹空いてるし~」ということで、ウェイティングリストに名前を記入。すでにミモロの前には、8組ほどが待っています。
「きっとお昼時だから、次々にお客さん食べていくよね~」と、店の外の椅子に座って、10分ほど待つことに。「思ったより、早かったね~」と。
ちなみにランチは15時まで。時間をずらせば、待たずに入れることが多いそうです。

「どうぞお座敷のお席へ~」と、ミモロたちは、大きなテーブルに二人切り…ここならゆっくりいただけます。
「何にする?」とミモロ。「やっぱりお得なランチのお寿しでしょ!」とお友達。テーブルにあるタッチパネルで注文すると、ミモロが帽子とリュックと置いたと同時くらいに注文の品が運ばれました。お友達の手際の良さのおかげです。


赤貝やエビ、サーモンなど10種類のお寿しとアラが入った赤だし汁もたっぷりで790円。
「美味しいね~」とミモロ。この値段ですから、文句の言いようもありません。「いろんな種類のお寿しが食べられて嬉しい」と。シャリのサイズも小さ目だったので、ミモロでも全部食べられました。

「いろんなすしチェーンがあるんだね~」と。関西エリアでは、有名なお店でしょうが、東京生まれのミモロには馴染みがなかったのです。

「ごちそうさまでした」と、お腹いっぱいになったミモロ。

これで、落ち着いて水族館の魚を見ることができそうです。
お腹が空いていると、水槽を回遊するアジや鯛を見ては、「美味しそう…」とつい言ってしまうミモロ。あのね、水族館は、生簀じゃないのよ。

さて、この日は、このエリア初めてというお友達を「朱雀の庭」にも案内しました。

森の中の散策は、気持ちいいもの。

「あ、どんぐり~」と、どんぐり拾いも楽しみます。

野草も観察…


JR[梅小路京都西駅」ができて、このエリアに行くのがちょっと便利になったよう。
「今度は、鉄道博物館も行こうね~」と、お友達に声を掛けるミモロでした。


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[京都水族館」。西日本最多の幻想的なクラゲの展示にうっとり。楽しいイルカショー…可愛いペンギンなど、

2020-09-17 | 博物館・美術館

「わ~すごい~なんか別世界にいるみたい~!」とミモロが見とれているのは、「京都水族館」のクラゲの水槽です。

2012年に開業。京都という海から遠い地理的状況から、日本初の完全人工海水利用型水族館なのです。

以前もミモロは、訪れたことがありますが、今回のお目当ては、今年7月にオープンしたクラゲの展示スペース「クラゲワンダー」です。
 
 西日本最多の20種類5000匹のクラゲが360度パノラマ水槽で見学できます。

「なんか海の中にいるみたい~」目の前をヒラヒラと漂うクラゲ…「こんなに近くで真剣に見たことない…すごく癒されるね~」と。
 
「クラゲって、キノコみたい~」と、いろいろな形に変化するクラゲにすっかり魅了されたミモロです。
「ここにいると、なんか眠くなっちゃう…」とクラゲを見ながら、目がトロンとしてきます。本当に癒される幻想的な時間がここに…

さて、水族館には、他にも楽しみがいろいろ。
「あ、もうすぐ始まるよ!」とミモロが駆けだしたのは、「イルカショー」です。
1日、3回のイルカのパフォーマンスは、現在、コロナ対策で、入場人数に制限が掛けられています。ミモロが到着した1時半近くには、すでに入場規制がかかりつつある状況。でも「今なら、立ち見どうぞ~」と言われ、ミモロは、お友達と中に入ることがギリギリでできたのです。

ソーシャルディスタンスの確保のために、座席は、3割以上が使えない状態。立ち見の場所も上の方に限られ、それぞれの間隔をあける必要があります。ミモロたちは、なんとか空いているスペースを見つけることができました。

「わ~始まったよ~」と、ミモロは、イルカのショーに夢中。
 
イルカがジャンプしたり、歌を歌ったりするたびに、拍手を送ります。
 
以前も見たことがある「イルカショー」。「なんか今日、短い気がする…」と。きっとコロナ禍の今、長時間、人が集まる状況を回避しているかもしれません。

「楽しかったね~」と、水族館初めてというお友達。「じゃ、次は、ペンギンさんに会いに行こうね~」と、ミモロは馴れた足取りで、水族館を案内します。
「こんにちは~久しぶり~」とペンギンに挨拶。

小さなミモロに、ペンギンも不思議そう…

ヨチヨチ歩きのペンギンも、水槽の中では別人。泳ぐ様子がよくわかる地下の部分へ。

「すご~い!飛行機みたい~」とスイスイと、まるで空を飛ぶような姿に尊敬の眼差しを向けるミモロです。

「キャ~」と声を上げるミモロ。ペンギンが急降下して、ミモロをつつく動作を…

クラゲ同様、ペンギンの水槽もまるで海の中にいるよう…ミモロはお友達としばらくそこに…

「京都水族館」には、他にもいろいろ珍しい展示が…
オオサンショウウオ「なんかお顔怖い…川で出合ったら、どうしよう…」

大きな口を持つオオサンショウウオは、特別天然記念物。見つけても、絶対に触ってはいけません。「噛みつくことがあるんだって…」と、そばには、その生態を知らせる展示があります。

「わ~アザラシさんも、機敏な動きするんだね~」

水の中では、ペンギン同様、ロケットのように素早く動くアザラシです。

「お顔可愛いね~」砂の中から、ピョコって顔を出すのは、チンアナゴ。
ウナギ目アナゴ科の海水魚です。

「ギョ!」思わずミモロが怯んだのは、大きなウツボ。「そんなに見つめないで…ミモロ、エサじゃないよ~」とあとずさり。


ミモロたちは、約1時間半ほど、水族館を楽しみました。「いようと思えば、半日くらい過ごせそう…」と。
最後は、水族館のショップへ。大好きなペンギンのぬいぐるみなど、いろいろなぬいぐるみが揃っています。


週末は、かなり混雑が予定され、事前のチケット購入もおすすめ。混雑時は、入場制限も行われます。

*「京都水族館」の詳しい情報はホームページで

「なんかすごく癒されちゃった~」と、久しぶりの水族館を満喫したミモロでした。



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注目の陶芸作家「岩崎龍二展」。二条寺町の「延寿堂ギャラリーソフォラ」で29日まで初の京都個展開催

2020-09-16 | アート

「あ、お友達のおうちで作品見たことある陶芸作家さんの個展だ~」と、ミモロは、12日に二条寺町にある「延寿堂ギャラリーソフォラ」に出かけました。
 

初日のこの日、会場には、すでに大勢の方々、入口で密を避けるための入場制限が行われて、ちょっと待ってから、ミモロは中へ。

「わ~いろんな器がいっぱい~」

ミモロは、会場の奥に並べられた作品を次々に拝見します。

そこにいらした陶芸作家の岩崎龍二さんを見つけ、すかさずご挨拶。
「初めまして~ミモロといいます。以前、お友達のおうちで作品拝見して、素敵だな~って思ってたんです」と。
「あ、そうですか~嬉しいですね~」と笑顔で対応してくださる岩崎さんです。



さて、岩崎龍二さんは、大阪で作陶をなさっています。「日本伝統工芸展」入賞をはじめ、「第5回菊池ビエンナーレ」奨励賞、「大阪工芸展」大阪市長賞、「全関西美術展」、「現在形の陶芸萩大賞展」「神戸ビエンナーレ」などで入賞をなさっている実力派の作家さん。

「あの~すごく器の形と色が独特で美しいですね~」とミモロ。
大阪生まれの岩崎さんは、子供の頃からものづくりが大好きで粘土遊びもお気に入りだったそう。大阪美術専門学校を卒業なさった岩崎さんが強く心惹かれたのは、ろくろ挽き。長い間、他の工房などで、ろくろ挽きの腕を磨きます。

さらに独特のブルーの色…が生まれたのは、しばらくたってからだそう。白い釉薬を施した器に、吹き付けや流しの技術で、色の釉薬を施します。
「この色が生まれまで、かなりかかりました」と。


本格的に作品づくりを始めたのは、2012年にご自身の窯を富田林に構えたころからだそう。
「窯から出るまで、どんな風な作品になるか…」楽しみでもあり、ドキドキする時間です。

オブジェなどの作品も手掛ける岩崎さん。今回の個展には、暮らしの中で彩りを添える使いやすい器や花瓶などがメインに展示されています。
 
「このブルーの色、本当に素敵…なんか光や水の飛沫を思わせる…」とミモロ。
 

その独特の色…それは光と水を帯びたような美しさ…
「こういう器でお食事したい~」とミモロ。

ミモロのご飯をのせるより、ただそこにあるだけで、存在感がありますから…

「色も素敵だけど・・・形が素敵なの~」とミモロ。

さすがろくろ挽きの技術の高さが発揮された美しいフォルムの作品…


今回、京都で初の個展になるそう。9月29日まで開催です。

ぜひ、この機会をお見逃しなく~

*「岩崎龍二」さんの詳しい情報はホームページからどうぞ



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