古来、疫病が流行すると人々は神様に救いを求めていました。
しかし外出自粛で伊勢神宮の参拝者が95%減だそうです。
2017年の夏に伊勢神宮に参詣した時のことを思い出してみます。(テレビ番組のロケ再編集と同じですね)
まずは慣例に従い外宮から参拝しました。
御祭神は、豊受大御神(とようけのおおみかみ)。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお食事を司る丹波ご出身の神様です。
外宮御垣内の東北に位置する御饌殿では朝と夕の二度、天照大御神を始め相殿及び別宮の神々に食事を供える日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみせさい)が続けられています。
時代を越えて引き継がれる伝統にゾクゾクしました。
バスで内宮へ移動。
参拝前に「伊勢うどん」をいただきました。
汁が少ない柔らかいうどんです。
すぐに提供でき、すぐに食べ終わるので、お伊勢参りで混み合う客を次々さばくのにも適していたそうです。
内宮は天照大御神をお祀りしています。
宇治橋を渡ると、そこはまさに神域です。
太い幹の大きな木々、五十鈴川の流れ、風の音さえも神聖に感じられます。
平安時代から国家の守護神として崇められ、現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集められています。
人々の信仰に応え、これまでいくつもの国難を乗り越えてきました。
この新型コロナの騒動が落ち着けば、再び御礼にお参りしたいと思います。
もちろん、伊勢ビールも松阪牛も食べましたよ。
緊急事態宣言解除(予定)まで、あと25日
国家の守護を心よりお願いいたします