こんにちは、永々翁でございます。拙生が酒席でお会いした人の中で最も羽目を外した姿を見せてくださったのがO氏です。
人生で初めて無礼講というのを目の当たりにしたのは、上司部下が一緒に酒を酌み交わす大宴会のときでした。酔った上司が十八番の一芸で場を盛り上げた直後、さらに酔ったO氏がその上司に飛び掛かり、なぜか服を脱がせて下着を奪い去ろうとする御乱行。逃げる上司、追いかけるO氏、腹を抱えて大笑いする者、O氏を取り押さえようとする者、コップや皿が割れないように避難させる者、一瞬にして大混乱に陥りました。翌日、上司は苦い顔をしていましたが、O氏はケロリとしていました。そんなO氏を羨ましく思いながらも、決してやるまいと心に誓いました。
O氏の酒にまつわる武勇伝は国内外問わず枚挙に暇がありません。そんなO氏も年齢を重ねて、最近は静かに飲んでいると噂に聞きました。ちょっと寂しいような気もします。
コロナ禍でお酒の出荷量が打撃を受けています。
こんな厳しい状況の中、兵庫県内の5つの酒蔵が集まって、次につながるアクションを起こそうとしています。
それが「HYO5KURA」です。
明石の『鳴門』さんで、「HYOU5KURA」の「五蔵一心」飲み比べをさせていただきました。
「仙介」「来楽」「盛典」「純青」「播州一献」です。
市販されていないスペシャルなお酒。
それぞれ個性がありますね。
この機会にお互いに技術交流して、酒質の向上に取り組んでくださる。
ぜひとも頑張ってください。
飲んで応援します。