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食と酒にまつわるエトセトラ

ハレの日

2016年01月03日 | グルメ

今年のお正月は天気が良く穏やかですね。

さて「ハレの日」「ケの日」という言葉をご存知ですか?

民俗学者の柳田國男先生が発見し提唱した日本独特の世界観です。
(柳田國男先生は兵庫県出身、遠野物語をはじめとして日本の昔話を研究された方です)

「ハレの日」はお祭りや儀礼、年中行事などの非日常の生活をします。

お正月はまさに「ハレの日」です。
おせち料理や雑煮、お屠蘇など普段食べないものを食します。
器や箸も「ハレの日」用のモノを使います。
女性が初詣に着ていく「晴れ着」。これも「ハレ」が由来です。

一方の「ケの日」は、普段とおりの生活です。

1月2日に『川ぶち』さんに行ってきました。
金箔が添えられた「黒豆煮」
「ハレ」ですね。 

日本の文化として大切にしていきたいと思います。 

ただ「ハレの日」は、羽目を外していい日ではありません。
「東京渋谷のカウントダウンで若者が逮捕された」というようなニュースを聞くと、本当に残念に思います。 

穏やかな心で一年間を過ごしたいものです。 

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