雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ケーン・ケーン 雉の縄張り

2012-06-21 10:01:56 | 
6月中旬になり、雉の鳴き声を良く聞くようになりました。カムイラビットの「中沼の別荘地」(?)の周りは自然が多く残っていて、その一部の地に野菜を作っている人もけっこういます。自然の中のこの地ですので、雉が住みついてもいます。なかなか雉の姿を見る事はできませんが、ケーン・ケーンと声だけは聞こえ雉がすみついていることはよくわかります。
今年も春早くに私も雄雉の姿をみましが、その後声だけは聞くのに、姿は見ることはできませんでした。
6月20日台風4号の影響を受けた雨の中、別荘に出向きラジオをかけながら畑の作業をしていました。すると、雉がラジオの音が気になるのでしょうか、姿をあらわしました。自分の存在を示すためなのか、「ケーンケーン」と声をあげています。「自分の縄張りたぞここは」とばかり私たちに声をかけている様子です。
少し小高い場所に陣取って長いことこちらを見守っています。鳴き声は続けて鳴きません、何分か間をおいてからまた鳴きます。畑仲間の82歳のSさんと話していますとケーン・ケーンと声あげました。Sさんは雉について畑を荒らす何物でもないらしく「またきている」といやがっております。私は2度目の姿を見ただけですが、Sさんは今年に入り何度も姿を見ているとのことでした。
雉が周りにいる我が家の別荘は、「自然が豊かで環境がよいところにあるなあ」とつくづく嬉しくなっているのですが。
別な話ですが、翌日の6月21日(木)の朝早く、雨上がりのワラビの成長に良い条件を狙いワラビを取りに出ました。もちろんワラビは沢山採れましたが、雉の声があちらから、こちらからと数匹居そうな状態でケーンケーンと聞こえてきます。「ここは俺の縄張りぞ!」と言わんばかりに啼いています。
私の別荘からかなり離れた場所なのに、このあたりにも広範囲に雉の生息が見られるのです。