「ミドリニリンソウ それは緑の花」
ニリンソウフクベラは白い花を二輪咲かせます。
山菜料理専門の幌加内の旅館の御主人は「今回の夜の料理には出していませんが、ニリンソウの山菜料理も最高なんです」と付け加えます。
多くの人はニリンソウを食べませんが、我が家では年に一度はお浸しにして食べています。今回もひとつまみ戴いて来てお浸しにして食べました。
ニリンソウは白い花と決めつけていたのですが、なんとミドリニリンソウと云うのがあることを知り、実物を見て驚きました。
私が始めてであったのは、北海道医療大学の里山の森さんの沢でした。点々と生えていて、植物観察会では、珍しいミドリニリンソウに人気が集まります。
私は突然に出てきた変種とばかり思っていたのですが、実はミドリニリンソウという種があるらしいことを知りました。
特別な沢だけに生える植物とばかり思っていたのですが、北海道医療大学裏山の尾根部分の笹の駆除がなされた場所に今年あら不思議、そこにもミドリニリンソウのかたまりとなって花が咲いているのを何株も見つけました。
いろいろなところにミドリニリンソウが生えている現実があり、結構な場所に生きぶいていることが分かりました。
もう北海道医療大学の里山ではニリンソウの季節も終わりを告げていますが、寒い土地の幌加内では、まだ春が始まったばかり。
今回の撮影旅行で、幌加内町の郊外でもミドリニリンソウの撮影をしています。道内気温の低い日が続き昨日もマイナス気温となりました。幌加内はまだ寒い季節ですが、この地の寒さがまだ春の草花が咲き誇っている季節で、ニリンソウも、ミドリニリンソウも花盛りの季節となっていました。
この植物は自分なりには珍しい物です。始めてみます。ミドリニリンソウの近くにあった蕾の花です。なんという植物なのでしょうね。