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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

北海道医療大学 里山の今 秋へ準備

2016-06-07 10:20:56 | 自然

「北海道医療大学 里山の6月上旬を楽しむ」

襟裳の春は何もない春です。いつもこの言葉が私の頭の中で繰り返されます。

北海道医療大学の里山の6月は花はあまり見られなくなり、植物はそれぞれに実を実らせて、秋への準備に入っています。

それでも、植物には個体差があり、6月に咲く花もあるのです。

一面に鮮やかに咲いていたカタクリやエゾエンゴサク、ニリンソウ、エゾノリュウキンカなどの季節はすでに終わりましたが、今を謳歌しているのはサルメンエビネやエゾニュウ、アカバナイチヤクソウ、地道に咲いて知るのはギョウジャニンニクの花達です。

ヨブスマソウの花

ギョウジャニンニクの花

ユキザサの花

サルメンエビネの花は猿の顔ような花咲かせています

見る人によっては、6月は何もない里山などと思う方もおられますが、いやいや結構な花や、実を付けている花たちを愛でる事の出来る月です。

「襟裳の春は何もない春です」の裏には必ず何か襟裳で発見出来る春なのです。

このように医療大学の6月は、見逃さなければいろいろな植物たちとの出会いがあるのです。

マムシグサを真上から撮影

6月5日医療大学の裏山で出会った植物たちをここに載せてみました。春ゼミの鳴く里山にぜひお出かけください。

 

アカバナイチヤクソウの花

サイハイランの蕾 花はこれからです

綺麗なシジミチョウがエゾニュウの花(?)の蜜を吸う

チョウセンゴミシの花 かろうじて残っていました