「カッコウ、カッコウ、とこの季節、別荘の朝は賑わっています」
21日の朝早く、別荘に行きました。菜園の草取りの為です。
まわりは防風林や牧草地で、周りから小鳥の鳴き声がしきりと聞こえてきます。
まずは「ジョッピンカケタカ、ジョッピンカケタカ」とエゾセンニュウが声をかけて来てくれます。
しかし、意外にここのエゾセンニュウは鳴き方がへたで、「もう少し上手に鳴いてよ」と声をかけたくなります。
十勝の足寄町に住んでいた当時は、本当に明らかに「ジョッピン・カケタカ」と聞きやすく鳴いてくれていました。高い木の上から聞こえてくるので、鍵をかけましたかと歯切れ良く耳に響くのでした。「錠はかけて来ましたよ」と心の中で答えていました。
しかし、カムイラビットの別荘近くのエゾセンニュウは、鳴き方がまったく下手で、芳原の間から聞こえるのか、本当に情けなく、「ジョッピンカケタカ」と鳴くのは鳴くのですが、歯切れがまったく宜しくないのです。
十分に練習してから鳴いてほしいと、かってに思っているのです。何年も聞いているのですが、さっぱり上手になりません。
毎回、別荘に行くときには鳥たちとの遭遇があり、撮影のチャンスがあるのです。
そこで、今朝もカメラを車に入れて行ったのでしたが、今朝はチャンスを逃がしてしまいました。
エゾセンニュウの鳴き声の他にいろいろな小鳥も鳴いています。しかし草が繁茂して小鳥の姿は見る事が出来ません。
しかし、今朝は郭公が近くの電線にとまり鳴いていたのです。この時に限って車の中に置いてきたカメラがうらやましく思うのでした。いつもは畑まで持って行っているのに残念な結果となりました。
ところで郭公はいつまで鳴くのでしょうね。もう7月21日、七月も終わりになろうとしているのに春とかわらず鳴いているのにはびっくりです。