雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

春は確かに近づいている 桜前線次第に北上!

2018-03-19 19:32:08 | 自然

「藻岩山には外国から、国内の各地から観光にやってきます」

3月17日(土)、藻岩山にロープウエイで上がりました。

陽が落ちるまで1時間半ほど頑張って、眼下の街に灯りがともりだすのを待ちました。

新日本三大夜景と言われているだけあって、なかなか見事な夜景となりました。晴天の日でしたので大変な数の観光客です。

帰りのロープウエーで2人の子供を付けた家族に「どこから来られましたか」と声を掛けました。

「福岡からです」とのこと。「雪の景色と、寒さを楽しんでいる」様子でした。「今夜は子供の希望をとってジンギスカンを食べに行くの」と食べることも楽しみにしています。「福岡はもうサクラも咲いているのでしょうね」とお聞きしますと、「出てくる時は蕾でしたので、返ったら桜は咲いているでしょうね」とのことでした。

日本は南北に長く、南の方は確実に今春を迎えているのです。東京の方も桜が咲いたとのニュースもありました。桜前線は札幌には4月29日頃到達すると予想されています。

春は確かに近づいているのです。

★我が家の庭にフキノトウが目を出しました。確実に札幌にも春は近づいているのです。「フキノトウ(フキ)味噌」を作り、春の恵みを味わいたいものだとラビ妻と話しています。近くフキノトウを採りに出かけます。


藻岩山の根開き(ねあき)は あと一歩

2018-03-19 12:44:49 | 樹木

「根開きは雪国の春待つ季節」

「根開き」と言う言葉を知る人はそう多くありません。

自然に親しみ、春先に森によく出掛ける方は「樹の根の回りが解けて、ぽっかり穴があく様子」を見る事が出来ます。これが「根開き」という現象です。

冬の終わりから春先に季節がうつる季節にだけに見られる現象で、日に日に樹の根元のまわりの雪が解けて、雪穴が大きくなります。

なぜ、この現象が起こるのでしょうか。雪は白く、太陽の光を反射し吸収しませんが、樹の根元は木肌が熱を吸収し雪を解かすのです。木の根元の雪がいち早く解け樹のまわりが穴が開いたようになるのです。

 

藻岩山麓の木々 根開きはまだ起こっていません。

春を迎える樹々は地面から吸い上げる樹液で樹の根元の雪を解かすので「根開き」を進めることに関係あるといいます。

根開きは、山の麓の樹木の生えている場所の春先で良く見られる姿です。

3月18日藻岩山(札幌市)のロープウエイに乗りましたが、ゴンドラから下に見られる樹々の根元は未だ雪開けは進んでいませんでした。藻岩山はまだ春は遠くにありました。

 ★「根開きの別な言い方」

  木の根明く(きのねあく)   雪根開き(ゆきねびらき)

  根開き(ねひらき)      木の根開き(きのねあき)