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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

札幌根雪終日宣言 春が来る 雲雀が鳴く

2012-04-14 08:21:56 | 自然
今年の春の訪れは非常に遅くなり、札幌の根雪終日宣言は4月10日となりました。
平年日だと4月3日ですから、今年は丁度1週間ほどの遅れとなります。根雪終日宣言と前後して雲雀が野で聞かれることになります。札幌でもようやくいっきに春に近くなりました。桜咲く予想日は1日づれて5月5日と訂正されました。
根雪終日宣言が出されたのたのですが、我が家の裏の畑には1.5メートル以上の雪がうず高く積っています。この気候だと野菜の種まきは更に遅れそうです。早く畑を使いたいと、裏のYさんは除雪機で畑の雪を飛ばし、早く雪の消えるのを助けます。
この季節、カムイラピットは例年雪解けを待って石狩川の河口に群生する水芭蕉を見に出かけます。札幌近くにも水芭蕉の群落があるのですよ。白い花咲く季節ももうそろそろでないかと思います。石狩川の河口の堤防を越えて行くと、川の湿地帯に白い花が広範囲に見られます。空には雲雀がピーチク・ピーチクと春を知らせ、ツクシも堤防では顔を出します。
今年は道路の雪も徐々に解けて、今では道にまったく雪はありませんが、道路脇にはまだまだ残っています。
近所では春を待って「雪割り」(道路に氷り着いた堅い雪を割る)を行いますが、4月に入ってから、だらだら天気でしたので、近所の人も徐々に雪割りしたらしく、歩行者に迷惑なく終わりました。クロッカスが咲き出し、庭の福寿草が咲き出しています。
根雪終日宣言後、一気に野山の植物、動物が動き出すのです。

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