「ヒグマの話」
菜園仲間の中で、山菜採りの話になりました。これは4年前の事です。
その人は良く山菜を採りに出向いたそうです。
特に山菜として貴重なのはアイヌネギです。しかしアイヌネギがある所は山奥らしく、そこまで行くといくらでも採れたそうです。
その中で、ある日の事、熊の足跡があり、熊の糞があって近くに熊がいる気配を感じたことがあり、身の毛もよだつほどだったと言います。
この時だけは早々に山菜取りは止めて退散して来たと話していました。多分そこにはその後出向いていないのではないかと思います。
野生の熊も大きくなれば、人間の三倍や二倍の大きさで、出っくわしてはたまりません。恐ろしかったことでしょう。
アイヌはヒグマをキムンカムイと呼び、山の神として敬ってきました。彼らと対峙するならきっと畏れを抱くことでしょう。
むかしはおおらかでしたね。集落の中である家の庭に小熊が飼われていて、それが当たり前と自分は思っていた小学校低学年での時でした。
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