「ダイコン・大根・だいこん 生でも煮ても焼いても消化良し」
アブラナ科 大根の花を見たければ薹をたつのを待ちましょう。
2020.6.25 撮影
ダイコンの花には白色、紫・ピンク・色がかったものとがあります。
身近な、そして台所に欠かせない野菜に「大根」があります。
台所にはジャガイモ、ニンジン、タマネギ、大根は欠かせません。北海道では7月上旬には野菜の品薄の季節と見えて野菜類は値が上がっています。
大根は一本が180円前後でしたが、この頃は特売日に100円前後で買えるようになりました。急に暖かりなく大根が成長したことによる様です。
▼「大根役者とか、大根バッター」と言うように、大根を使った言葉があります。
大根は、生でも煮ても焼いても消化が良く、食当たりしないので、何をやっても当たらない役者を「大根役者」と呼ぶのです。これ面白い言葉です。
この言葉と同じように、「大根バッター」という言葉がありますが、なかなか当たりを打てない野球の打者を「大根バッター」というのです。
▼大根には数知れない種類があります。
良く耳にする大根の名には 青首大根、白首大根(練馬大根、練馬大根、三浦大根)、聖護院大根、桜島大根、宮重大根などなど数々あります。
近年では白色の大根ばかりでなく、中身まで色づきの物さえあります。
地方の野菜販売所では珍しい大根に出会え、おでん用大根とか、おろし用大根とか、色味の大根、こぶくとりの大根、細身の大根とか選ぶのが楽しみです。
二十日大根という春一番に料理を彩る物に、「二十日大根」がありますが、根は赤色カブ状なので、その名を長い事二十日カブと思っていたのでしたが、種は大根の種だったのです。
▼「すずしろの言葉の起こり」
大根の多くは白いところから「清白」と書き、その言葉から大根を「すずしろ」と言っています。
大根を「すずしろ」とは言葉の響きから、その名は美しいと思っていたのですが、語源を見ると単純なのだと思ってしまいました。
▼健康
大根にはジャスターゼを多く含み、消化を助ける効能がある所から「ダイエット・フード」として注目されています。
「製薬」としても使われ、健胃、去痰作用。中国医学では肥満の薬として有名。
近年では、料理の目的により品種が改良されています。
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