「カケスの飛来、これは楽しい」
この齢になるまで、今までにカケスの姿を見たのはわずかです。今やカケスの姿を見るのは貴重な出来事と言えるまでになりました。
昭和30年ころまではよく見かけたのに、今ではなかなか見る機会がありません。
足寄町(十勝管内)の里見が丘公園は、キャンプ地としても知られる林の中の絶好の場所です。モミジの木が赤くなる秋になると、何匹かのカケスが木から木へと飛んでいる姿をよく見かけました。飛んでいる姿は綺麗で優雅です。動く鳥はすぐ目に入り、カケスの飛ぶ姿は秋らしい季節を感じさせてくれます。
カケスの姿を思い出すと、足寄町(十勝管内)のこのキャンプ地での紅葉の季節が思い出されるのです。
その後、長い間カケスに出会いませんでしたが、札幌学院大学の講座の野鳥観察会に参加した際、岩見沢の森林地でカケス一羽を見たことが、札幌近郊で始めてでした。
その後6年ほどカケスには出会いませんでしたが、今年(平成27年)度はカケスに出会う奇跡が起こっています。
一度目は、9月に北海道医療大学の里山で、10数羽の群れが一度に飛んで来て、あっという間に飛び去って行く姿を見たことでした。
二度目は、10月初旬の幌満ダム(様似町)でのことで、これはダムの湖面上を10数羽のカケスの群れの飛来でした。カケスを追って鷹がフルスピードでカケスを捕まえようと飛ぶ姿が印象的でした。カケスは鷹につかまりませんでしたが、目を疑う光景でした。
そして三度目は、わが別荘近くの防風林に二羽のカケスの飛来を見たことでした。菜園近くでしたので、カメラに納めたかったのですが、あいにくこの日に限ってカメラを持って行かなかったのが悔やまれたのでした。
もしカメラを持っていたとしても、すぐ飛び立つので、カメラになかなか納めることはできない鳥です。
カケスの鳴き方の「キァー・ギアー」鳴く声は我が別荘地でよく聞くので、近くの防風林にはカケスが来ていることが想像されます。
別に、キツツキの鳴き声も「キッ・キッ」と独特ですので、姿は見ませんが近くに来ていることが分かります。
秋も小鳥たちの鳴き声を良く聞くのですが、秋は菜園の片づけで忙しく、小鳥の観察がおろそかになっている為か、小鳥の姿が気にならないのは不思議です。
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