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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

「亀さんになっちゃった」 苦難の雪道脱出

2012-12-22 22:25:43 | 風土
12月19日のこと、私の車は「亀さんになりました」。「亀さんになると誰か助けに来てと叫びたくなります。「亀さんになった」という言葉は普通に通用しているのでしょうか。
以前、雪道で路肩にはまりこみ、通りすがりの車の人の手助けを借りてようやく車を道に戻してもらいましたが、その時に「こりゃー 亀さんになっている」といわれました。その時この言葉を教わりました。もう吹雪の時は裏道は通らないと決めていたのですが、今回はどうしても用事があって、路地に入り込み、用事が終わり、さあ帰る段になり、車を雪に乗り上げてしまいました。「しまったこれはもしかしたら亀さんになっているのでは」と、車の下の雪を精一杯除けて、使っている座布団も構わずに脱出用に二枚使い、エンジン始動で試みますがこれも車輪は空回りです。
私の今回の車の様に、雪の上に車が乗り上げ、足(車)をバタバタ(からすべり)する姿が、「亀さんになっちゃった」と言う言葉なのです。
亀さんになっちゃったという言葉は、うまく表現している言葉ですが、当の本人、カムイラピットは焦り気味です。一時間半ほども雪の中で格闘したでしょうか、それでもまったく車は動きません、もうこれまでと、ジャフに電話をしなくてはと観念していると、いつもお世話になっているSさんが大きめな車で助けに来てくれました。
先ほど通って、「もしかしたら雪道にはまっているのではないか」と、気になって、作業着に着替えて来てくれたとの事でした。この時ほど嬉しいことはなかったのです。
今日は、自分の失敗談と合わせて「亀さんになっちゃった」の言葉を紹介しました。

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