雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

春の恵みいただく イタドリの新芽・棒菜の新芽

2015-05-03 19:37:26 | 山野草

春は山菜の恵みをいただく これは忙しい

北海道の春は野菜類、果物類すべて品薄の為、値段が高くなります。本州、四国、九州から運び込まれるのですから仕方がありません。この季節我が家の野菜の代用になるのが山菜なのです。

沖縄旅行から29日に帰って来て、次の日にさっそく春の山菜つみにと出かけました。最初に食べたものはヤチブキです。今年は季節の変りが早く、既に雪は消え去り、ヤチブキが沢山採れました。

一日では食べきれない量です。

そして、次の日に桜を見に出かけた帰えりに適当な沢を見つけて山菜取りです。ここではイタドリの新芽とボウナを採集しました。ついでにフキ、オドリコソウ、ニリンソウフクベラ

も山菜として採ってきました。

今朝の食卓には、イタドリの酢和えとボウナ(ヨブスマソウ)の酢和えです。どちらも焚きすぎない様にして酢和えを作ることです。イタドノリの方は湯をさっと通すぐらいがよろしいようです。

どちらも細長切りにして砂糖と酢と醤油とで和えて一品となります。シャキシャキ感がよく評判がよろしいようです。

ついでにニリンソウのおひたしも朝食に添えました。我が家の春は山菜づくめの食事の毎日です。イタドリ、ボウナを試しに食して見てください。


北海道医療大学の「里山」の今

2015-05-02 21:40:08 | 草花

ブログ「カムイラビットの楽園」、長いことお休みしていて申し訳ありません。4月25日~4月29日まで家族・沖縄旅行のため、その前後を含め11日間も休ませていただきました。                          

「カムイラビットの楽園」のファンの皆様には大変申し訳なく、お詫び申し上げます。

札幌の市街地の桜は蝦夷山桜はすでに散り、5月1日に例年見に行っているお宅の桜、ソメイヨシノ桜が花びらを散りだしていました。旧中央勤医協病院の近くのお庭ですが                           

植えてから40年にもなる大きな桜の木です。

札幌でこれだけ桜が散るのであれば、札幌近郊の「戸田記念墓地公園の桜」(桜の名所として有名)も今最高に桜が咲いているであろうと思われ、ラビ妻と出かけたのですが、残念な                        

ことにまだ2分咲きほどで、あと一週間ほどが丁度満開になるのではないかと思われたのでした。

今日は桜が満開であろうと誰もが考えたらしく、桜を見に幾台もの車が戸田記念墓地公園に来ておりましたが、皆いちようにがっかりして去っていきました。

そして、私も同じくあと一週間後に再来するつもりでこの桜たちとお別れしました。その足で北海道医療大学の里山に入ったのです。

4月中旬、風邪にかかり、いつもは病院に行ったこともないのに、どうもおかしいと見ていただいたら、インフルエンザの陽性反応がでて、皆に時期外れなのにインフルエンザな                       

のと驚かれたり、沖縄旅行のために忙がしかったりして、里山での肝心な植物(カタクリ、エゾエンゴサク)の咲く季節の写真は撮ることができなかったのです。

カタクリの咲く場所はもうすっかりニリンソウの白い花畑に変わっていました。

ようやく今日になって里山に行くことができたのですが、いつもは張り切って撮る植物の写真も、花の数からみて力が入らず、カタクリの姿の写真撮影は来年に持ち越すことにな                      

りました。

ラビ妻は「ラビ丘」のササ刈りに専念し、カムイラビットは森さんの谷あたりの植物の写真撮影に時間を取りました。

今年は気温温暖で、野の花たちも次々に装いをかえて、エゾノリュウキンカも花びらを広げ、もう可愛らしさにかけて興味がわきません。ただこの谷にはエゾエンゴサクの白色の                       

変種があり、珍しいとその姿を追い求めました。

例年見かけるミドリニリンソウの姿も見つけることもできずがっかりでした。

ショウジョウバカマやエンレイソウは花の時期を見せていて、尾根の散策路ではクルマバツクバネソウやツクバネソウは小さな蕾をつけて自分の季節を待っていました。

今日は自分とラビ妻の都合で、余分に里山を一周したので腹が立つやら、疲れるやらで、楽しさ半分、疲れ半分の里山散策となりました。