雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ニセコは魅惑的 根曲がり竹の筍はこれからかな

2016-06-06 22:53:11 | 随想

「ニセコに行ってきました」

億劫にになっていたニセコへのドライブも出かけて見ると気楽なものでした。

今日のドライブの目的は筍取りです。人それぞれに行くところが違いますが、ニセコは今のところクマの心配もない場所なので、一日自然に浸れて楽しい日でした。

行き帰りには、道の駅四個を巡るのも楽しみです。

一番の人気はニセコの道の駅です。品数が多く、新鮮野菜や山菜が売られていることです。

今回のニセコ行きの目的は、筍取りです。根曲がり竹のタケノコなのですが、ラビ妻自慢の料理に欠かせない材料の一つがこのタケノコなのです。

例年より収穫は少なかったのですが、朝早くから日の暮れるまで楽しいドライブと自然の中で一時を過ごしたのでした。

帰りには温泉「雪秩父」に入り、これもリラックス。新装したとかで良くなりましたが、男湯の方の露天風呂が以前の半分になっていたのがガッカリでした。

 

 


緑・緑・緑の緑ニリンソウ

2016-06-03 20:45:47 | 草花

「ミドリニリンソウ それは緑の花」

ニリンソウフクベラは白い花を二輪咲かせます。

山菜料理専門の幌加内の旅館の御主人は「今回の夜の料理には出していませんが、ニリンソウの山菜料理も最高なんです」と付け加えます。

多くの人はニリンソウを食べませんが、我が家では年に一度はお浸しにして食べています。今回もひとつまみ戴いて来てお浸しにして食べました。

ニリンソウは白い花と決めつけていたのですが、なんとミドリニリンソウと云うのがあることを知り、実物を見て驚きました。

私が始めてであったのは、北海道医療大学の里山の森さんの沢でした。点々と生えていて、植物観察会では、珍しいミドリニリンソウに人気が集まります。

私は突然に出てきた変種とばかり思っていたのですが、実はミドリニリンソウという種があるらしいことを知りました。

特別な沢だけに生える植物とばかり思っていたのですが、北海道医療大学裏山の尾根部分の笹の駆除がなされた場所に今年あら不思議、そこにもミドリニリンソウのかたまりとなって花が咲いているのを何株も見つけました。

いろいろなところにミドリニリンソウが生えている現実があり、結構な場所に生きぶいていることが分かりました。

もう北海道医療大学の里山ではニリンソウの季節も終わりを告げていますが、寒い土地の幌加内では、まだ春が始まったばかり。

今回の撮影旅行で、幌加内町の郊外でもミドリニリンソウの撮影をしています。道内気温の低い日が続き昨日もマイナス気温となりました。幌加内はまだ寒い季節ですが、この地の寒さがまだ春の草花が咲き誇っている季節で、ニリンソウも、ミドリニリンソウも花盛りの季節となっていました。

この植物は自分なりには珍しい物です。始めてみます。ミドリニリンソウの近くにあった蕾の花です。なんという植物なのでしょうね。


オニグルミ 雄花 雌花 「うるしべ橋」深山は自然満杯

2016-06-02 09:32:06 | 樹木

「美深近くの橋(うるしべ橋)の上から 大自然を戴く」

幌加内町と美深町の境にあるう「るしべ大橋」から見る森の風景は見事の一言です。

赤い花の根元に小さなクルミの実が見られるでしょう。これが雌花、雌花にしか実が付きません。

緑のひも状に垂れ下がっている房状のものが、雄蕊です。これには実がつきません。

 今回の旅でうるしべ大橋を渡るのは6度目です。すなわち三度美深町まで旅をしたことになります。

今回は新緑の候でしたので、目が覚めるほどの気持ちの良さです。

先頭のH先生が何やら説明しだしました。

驚くなかれ橋の手の届くような場所に、オニグルミの大木が花を咲かせていました。何メートルあるオニグルミの木なのでしょう。40mはあるかもしれません。

説明を十分聞いていない参加者が、「あれ垂れ下がっているのが雌蕊で、上に赤い部分の花が雄蕊だそうよ、垂れ下がっているのに実がなりくるりと上がってくるのでしょう」と説明されました。

まてまてそれは違うよ、話は逆ですよと雌蕊、雄蕊のことについて説明してあげたのです。

 これほどの深い谷では、森林伐採もできず、地面からすくすく樹は大きく育って繁っています。

 

これは針葉樹の大木。この写真の大きさでは森の樹木のすごさはわからないでしょうが、驚くほど立派な末でした。