雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

藻岩山の根開き(ねあき)は あと一歩

2018-03-19 12:44:49 | 樹木

「根開きは雪国の春待つ季節」

「根開き」と言う言葉を知る人はそう多くありません。

自然に親しみ、春先に森によく出掛ける方は「樹の根の回りが解けて、ぽっかり穴があく様子」を見る事が出来ます。これが「根開き」という現象です。

冬の終わりから春先に季節がうつる季節にだけに見られる現象で、日に日に樹の根元のまわりの雪が解けて、雪穴が大きくなります。

なぜ、この現象が起こるのでしょうか。雪は白く、太陽の光を反射し吸収しませんが、樹の根元は木肌が熱を吸収し雪を解かすのです。木の根元の雪がいち早く解け樹のまわりが穴が開いたようになるのです。

 

藻岩山麓の木々 根開きはまだ起こっていません。

春を迎える樹々は地面から吸い上げる樹液で樹の根元の雪を解かすので「根開き」を進めることに関係あるといいます。

根開きは、山の麓の樹木の生えている場所の春先で良く見られる姿です。

3月18日藻岩山(札幌市)のロープウエイに乗りましたが、ゴンドラから下に見られる樹々の根元は未だ雪開けは進んでいませんでした。藻岩山はまだ春は遠くにありました。

 ★「根開きの別な言い方」

  木の根明く(きのねあく)   雪根開き(ゆきねびらき)

  根開き(ねひらき)      木の根開き(きのねあき)

 

 

 


ナナカマドの実もいつの間にか消えて 雪解けが進む

2018-03-16 20:49:00 | 樹木

「街路樹のナナカマドの赤い実もいつの間にか消えて!」

私はこの冬、2ケ月間ほど隠とん生活をしていましたので、秋・冬の自然の移り変わりにまったくうとくなっていました。

家に戻りまず気づいたのが、ナナカマドの実が街路樹に何一つとして残っていなかったのです。

例年はムクドリやキレンジャクやヒヨドリなどが飛来して群がってナナカマドを食べている姿を見ているのですが、今年はその姿を何一つ見ないで、今3月を迎えています。

ナナカマドの実はまったくきれいに食べられてしまっています。

秋のナナカマドの実は真っ赤に色付くのですが、その時期はまだ実が固く、小鳥たちの食べごろではなく、冬の訪れとともに寒さと日中の温かさの繰り返しで、実が熟んで(柔らかくなり)小鳥たちの胃袋に納まるのです。

小鳥たちの群がる姿を見ないで、今3月16日を迎えています。季節の移り変わりを感じないで冬が終わったのです。

小鳥たちが食べるナナカマドの実は糞となって愛車の屋根にあとをつけ、例年がっかりしているのでしたが、今年は駐車場に車を止めていなく、糞の被害を被らないでこの冬は終わりました。

家に戻り、庭に訪れるシジュウガラ、7・8羽ほどのヒヨドリを見ただけでこの冬は終わりとなりそうです。

 

★明日11日は、藻岩山中腹の「森の音楽会」 ポピュラー「The jazz cat」 午後4時から を聞きに行きました。

 


きょう東日本大震災7年

2018-03-11 10:02:14 | 歴史

「忘れもしない 3・11。 当時、津波の惨状をテレビで見ていて、涙が出ました」

7年前の「東日本大震災」では、岩手県、宮城県、福島県の3県を中心に、死者1万5895人、行方不明者2539人とされています。

なお、今でも避難生活者は7万3千人という大変な惨事であった。

自然の脅威には勝てないと思わせる大惨事で、とてつもない被害がを受けたものである。

先日来から、連日、テレビではいろいろな面から取り組まれた特集番組が放送されて、震災の当時を呼び起こさせています。

★東区の画廊喫茶「法邑」さんで、地震地区に3度訪れて絵を描きつづけた絵画展を開いてる伊藤さんの展示会が3月11日(今日)まで開かれており、東日本大震災の様子を伝えています。震災の様子を描いている、作者ともお話しいただき、トークショウにも出向きました。


森の音楽会 「あいおん」 クラシック/ポピュラー もいわ山中腹フォレストギャラリー

2018-03-10 19:36:21 | 紹介

「森の音楽会 あいおん」

3月10日(土)14時00分から15時00分まで、藻岩山の中腹のフォレストギャラリーで「あいおん」の音楽会が行われ、今日は時間にゆとりがあったので、聞きに行きました。

久しぶりの「森の音楽会」です。この会場の音楽会はいつも無料です。

「あいおん」の音楽グループがどの様な人手、どのような音楽会をするのかも知らず、出かけたのですが、楽しい音楽を聞かせていただきました。

女性4人でビアノと管弦楽器で聞きに行って良かったと思っています。

ブログに載せることを許可してもらっています。

若い女性のグループで、綺麗に着飾っていて見とれました。楽曲も聞きなれた曲で聞く人たちを飽きさせません。

この会場では土曜日、日曜日に音楽会が開かれています。明日も来てくださいと係りの方が誘っています。明日も出向いてみようかと思っています。

 


特A見直しに 戦々恐々

2018-03-05 14:36:50 | 

「指定が外れる」

世界ジオバークに指定されたら半永久的かと思っていたら、5年毎に見直されるとの事です。

アポイ岳のジオバークもあと2年後になされるとか、指定地域ではぼさぼさしておれません。

話は変わりますが、お米の食味ランキングは毎年審査が行われ、誰もが知っている魚沼産コシヒカリが、特Aランクから一ランク落ちてAランクになったのです。

美味しいお米の代名詞、魚沼産コシヒカリの産地もふんどしの引き締めにかかるそうです。

この反面北海道産米のゆめぴりかとななつぼしは昨年に続き特Aとなり、コシヒカリよりおいしいと評価されたのです。

さてさて、審査に出したお米はどこで作った物でしょうか、同じ名の米でも、作った地域、場所で味がまったく違います。道路沿いの水田と山から自然の水の水田では一目瞭然です。

特に畦道の除草に、除草剤をまいて米を作っている農家の米は買いたくありません。これが消費者に分からないのが困るのです。


札幌の春の道は ずったずた!

2018-03-03 18:27:45 | 風土

「札幌の春の路は ずったづた!」

「ずったずた」と書いて見て、これは私なりの言葉かも知れないと思いました。「ずたずた」の言い方が正しいのでしょう。

3月の札幌の道路の雪は解けて、お互い車の泥水のかけあいとなって、車はそのため汚れたまま走っています。

汚い車の季節が春を知らせてくれています。また、道路を歩っていて、用心しないと泥水をかけられて洋服を汚されることさえあります。泥水をひっかけた車の番号を見ときなさいと言いますが、服の汚れの方が気になり、車の番号など見る事はありません。

このあいだは、スーパーに買い物に出て、駐車場に車を止めたまでは良かったのですが、他の車が隣にとめられて、雪解け水のたまりで車に乗れず、隣の車の主が買い物から帰ってくるまで待つしかなく、無駄な時間を過ごしたことがあります。

雪解け時期は車を止める時も注意が必要という事に気付きました。

また、春と言えば、札幌の道路は穴だらけとなります。雪解け水の為にアスファルトの弱い部分が傷ついて、いたるところに穴が開くのです。

札幌の春の道路は、これぞ「ずったずた」になるのです。春を迎えるこの3月の季節の札幌を紹介しました。

 

 


摘み菜がごちそう 春の山菜 その6傑 春の待たるる心地して!

2018-03-01 18:48:56 | 草花

「春の待たるる心地して!」

プロカメラマンのF氏とこのほど知り合いになりました。一週間ほど生活を共にしました。写真を生活のもとにして暮す本物のカメラマンなのです。アマチュアカメラマンとは違います。聞いてみました。「一年間に何日くらい撮影に出掛けるのですか?」と、聞けば、なんと「280日ほどです」との答え。驚きました。

話は自然の多岐に渡り、話は弾みました。

冬の最中でしたので、春が待たれて、春の山菜に及びます。「蕗の小さい時採って食べるのは最高ですよ」とか「地方に行けば、ギョウジャニンニクは春はいつでも採れて、よく食べておいしい」などといいます。

早春の蕗の茎も美味しく、札幌近郊では手に入らなくなったギョウジャニンニクもおいしいので、共感しました。

「春の山菜 その6傑!」

そこで、春一番に摘み菜になる山菜を6つを紹介します。参考にして下さい。

① タンポポ キク科 薬用・健胃 胆汁分泌 強壮。

   ほろ苦さが身上の春の摘み菜の代表格。サラダ菜として人気。

   〇 タンポポの葉のジャコ炒め。

   〇 タンポポの根のコーヒー。

   〇 ゴボウと合わせた炒め物。

   〇 タンポポとイカの春サラダ・・・タンポポの葉や茎は、一口だいにちぎり、水にさらしてアクを抜く、 苦味成分に健胃効果があるのでさらしすぎないように。

   〇 葉をゆでて水にさらし、かつお節をかけておひたしに。

② ヨモギ キク科 神経痛、虫刺され、健胃、利尿。

   餅草とも呼ばれ、古くから暮しに馴染んだ山菜。無数にあるので、春は是非食べて見ましょう。

   車が良く通る道端の物は食べたくないですね。

   〇 まずは、テンプラあげに・・・。これは美味しい。

   〇 ヨモギ餅に。春はまずはヨモギ餅ですね。健康がよみがえります。

   〇 おひたし。

③ つくし 土筆 トクサ科。 去炎(薬用)。

   〇 ツクシは春一番の御馳走。手作りスギナ茶は良し。

   〇 簡単で滋味豊かな摘み菜茶に。

   〇 はかまを取り除き、茹でてひたしておひたしに。

④ セイヨウカラシナ

  野生の菜の花は野外で役立つお宝菜。

  〇 花菜サラダに。

⑤ イタドリ タデ科。 抗菌、気管支炎 便秘。

  〇 若芽を塩漬けにする。塩を抜いてから料理する。

  〇 ピクルスや煮つけに。水にさらす または一晩水にさらす。

⑥ カタクリ ユリ科。

  個体数が少なくなり食べるより保護されるようになった。あまりに可憐なので、摘み取るのは罪悪感を覚えてしまい、この10数年食べてはいません。 

 

★ 長い事ブログを休んでいました。3月からブログ再開です。

 長い入院生活で、もう十分休ませていただきました。健康には十分自信があったのですが、神様がそろそろ休養していいと授けて下さった休養日でした。それにしてもなかなか大変な治療生活でした。