過日、鉢伏山荘を訪れた際に大分昔の鉢伏山のニッコウキスゲが咲いている写真を見せていただく事が出来ました。
(恐らく40年程前の写真ではないかと私は感じました。)
鉢伏山荘様のご了承を頂き写真をデジカメで撮影する事が出来、また、撮影した画像をblogで紹介する事にも了解を頂けましたので、以下に撮影できた画像を紹介します。
こんな風に40年程前の鉢伏山では沢山のニッコウキスゲが咲いているのが当たり前だったのですが、現在は数輪の花を見る事が出来るのみになってきています。
この写真では沢山のイブキトラノオの花も確認出来ます。
以下の二枚は、1991年に家族で鉢伏山へ行った際に撮影した鉢伏山のニッコウキスゲです。
鉢伏山荘駐車場北側の斜面です。
駐車場から鉢伏山頂へ向かう途中です。
鉢伏山のニッコウキスゲの花の減少は温暖化も影響しているかもしれませんが、温暖化で増えた鹿の食害が一番の原因だと私は思っています。
霧ヶ峰では電気柵を用いシカが入れない区域を作っていますが、その効果は絶大のようです。
「10月のバラ」様が「霧ケ峰のニッコウキスゲ」として画像をアップされています。
☞ 「10月のバラ」様 2011-07-21 霧ケ峰のニッコウキスゲ(2021/10/06 Link)
上の画像は今年の6月28日に鉢伏山の散策路脇を撮ったものですが、黄色で囲った部分にニッコウキスゲの株が確認出来ます。
この事から、ニッコウキスゲの株は沢山あるのだけれども、花芽がニホンジカに食べられてしまっているのはないかと想像できます。
霧ヶ峰では電気柵で囲ったその年から沢山の花が咲いたと報道で聞いた記憶があります。
今年7月17日に鉢伏山頂で撮影した鹿です。
この時は7頭を確認しました。